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全国高速道路 激ヤバ危険地帯22カ所完全MAP vol.3

[週刊大衆5月6・13日合併号]

「中央道の"阿智カーブ"も右カーブで、しかも、道路右側にマージン(安全のためのスペース)がないため、追い越し車線からの視界が極端に悪い場所です。06年には、ここで21台が絡む多重事故も起きていますよ。また、中国道の美祢インター付近も危ない。交通量が少なく、スピードを出してしまいがちなのでなおさらです。照明も非常に暗いので、深夜はさらに注意が必要です」(長野氏)

道路交通の危険箇所で忘れてはいけないのが、トンネルだ。
前出・相川氏は、長野県と岐阜県にまたがる、中央道の恵那山トンネルに警告を発する。
「下り線のトンネルを出ると、すぐに下り坂のカーブがあり、しかも、半径がきついんです。そのため、速度調整ができず、センターラインをはみ出してしまう事故が多いんです」

こういう危険な場所では、前出の東北道・村田~泉も含め、もともと70~80キロの規制が出ている。これは"危険サイン"と捉え、素直に従うのが肝要だろう。
「東京湾アクアラインの浮島出口付近も、気をつけたほうがいいですね。ドライバーはトンネル内ではとかく、ただ走っているだけの状態ですが、ここは長大なトンネルを抜けた先に、いきなり車線案内の看板が出てくるんです。突然の判断ができず、不意にブレーキを踏んでしまって、追突の危険を呼び寄せてしまうんです」(長野氏)

最後に、予測はできないが、気をつけてほしいのが老朽化した区間や施設だ。昨年12月、トンネル内の天井板が崩落し、9名が亡くなった「笹子トンネル事故」のように、ひとたび同様の事故が起きれば、その凄惨さは計り知れない。

ドライバーの注意だけで防ぎきれるものではないが、危険箇所を知っておいて損はないはずだ。
「笹子トンネル事故で話題になった"吊り天井式"ですが、採用しているトンネルは全国に49カ所あることがわかりました。羽田トンネルのように、すでに撤去されたものもありますが、笹子の事故を受けて緊急点検を行なっただけで、いまだ放置されているところも多々あります」(全国紙社会部記者)

また、老朽化の度合いからいえば、全線の半分が建築から30年以上経過している首都高は「危険度マックス」としかいいようがない。66年開通の1号羽田線や、その翌年に開通した都心環状線は、その代表例だ。

大阪、神戸、京都と大都市を貫く阪神高速も、首都高速に続いて老朽化が進んでいる路線である。
「建築年数が古い路線では、道路標識や1トン以上の落下物が転がっていることが、ザラにあるんです。それだけでなく、ゲリラ豪雨で路肩が崩れたり、道路が陥没してしまう。ですから、高速道路の走行は、常に危険と隣り合わせだという自覚を持って、運転してほしいですね」(長野氏)

速いスピードで走っているため、少しの判断の遅れが重大事故に直結してしまうのが、高速道路である。

読者のみなさんも、高速の通行時には、くれぐれも気をつけていただきたい。

5月2日公開のvol.4に続く・・・。

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