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支持率、アベノミクス絶好調でも崖っぷち!自民党内「壮絶 安倍イジメ」実況中継 vol.2

[週刊大衆4月29日号]

「本来、総裁と幹事長は頻繁に顔を合わせて相談するのだが、1対1で面談したのは皆無に等しい。アベノミクスにも首を傾げ、"極端な円安は日本経済によくない"と公言する石破氏は、総理と目を合わせることさえも少ない」(前同)

さらに決定打となったのが、総理が交渉のテーブルに着くと明言したTPP問題。チャンスがあれば、石破氏が牙を剥くのは確実。
「農水族のドンである石破氏は、支持母体で資金源でもある農協を敵に回すのはもってのほか。TPP交渉がうまくいかなければ、党内反対派を引き連れて、一気に安倍批判の急先鋒になるのは間違いない」(同)

このように、総理が「国家百年の大計」と断じて突き進むTPP問題も、前途に重くのしかかっている。
「先の衆院選で当選した自民党議員295人のうち210人が、農協に"TPP絶対反対の誓約書"を提出しています。総理がTPP参加表明をしたときには、彼らが中心となって反TPP運動を展開しました。半数以上ですから、この問題では、すでに党内は割れているんですよ」(前出・有馬氏)

宮城が地元で、反TPPの小野寺五典防衛相も、「絶対反対を貫く。震災で甚大な被害を受けた東北地方、日本の農林水産業は厳しい状況に立たされる」と、手厳しい発言。
さらに、「日本の農業や公的医療保険制度を破壊する恐れがある」(田村憲久厚労相)
「農業だけの問題じゃない。日本の文明、国柄の問題なんです。これにどうして保守派が強硬に反対しないのかが、とっても不思議」(稲田朋美規制改革担当相)など、閣僚がここまでハッキリいい切るほど反対意見は多く、安倍内閣は決して一枚岩ではないのだ。

また、党農林副部会長の野村哲郎参院議員は、除名覚悟で反TPP運動を続けるとも公言している。
「反対派は、参院選での敗北を懸念している。TPP交渉に失敗すれば、大票田である農協票や医師会票は確実に逃げ、苦戦は必至となる。"参院選後までは交渉を進めるな"と、大多数の議員が安倍総理にプレッシャーを与えています」(前出・政治部記者)

安倍総理は、「自分は6年前に参院選で大敗したときの責任者だ。なんとしても勝利を収めなければ、死んでも死にきれない」と、断固たる決意で臨む参院選だが、すでに党内コントロールも効かず、「第一次安倍内閣の二の舞も……」との声まで囁かれ始めている。
「最近、二階俊博総務会長代行が、党本部に専用の部屋を持ちました。総務会長代行が専用の部屋を持つのは異例のこと。これは、参院選に向けて事実上、幹事長として動くとの宣言です。これで選挙関係は二階氏の仕切りが決定しました。石破幹事長でさえも口を出せない状態です」(安積氏)

二階派は約30人が所属し、安倍サイドとは一定の距離を保っているため、実質的に参院選の舵取りをするとなれば、総理の意向が及ばなくなる。

4月24日公開のvol.3に続く・・・。

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