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「モロヘイヤ」が“王様の食べ物”と呼ばれるワケ

[ブリュレ]

「モロヘイヤ」が“王様の食べ物”と呼ばれるワケ

 夏が旬のモロヘイヤ、和名はシマツナソといい、繊維やバッグに加工される「ジュート」の一種です。古代エジプトの王が大好物で、王族以外が食べることを禁じたそうです。そこで“王の食べ物”という意味のアラビア語「ムルキーヤ」が訛り、モロヘイヤとなりました。今ではエジプトでも庶民の間で広く食べられています。

 エジプトの高温乾燥地帯でも育つモロヘイヤは、生命力の強い野菜で、高い栄養価を秘めています。モロヘイヤにはビタミンAが多く含まれ、またβカロテンはホウレンソウの二倍以上もあります。ビタミンAは皮膚や粘膜、視覚を正常に保ち、不足すると皮膚や粘膜が乾燥してしまいます。

 モロヘイヤはゆでたり刻んだりすると、ネバネバ物質のムチンが出てきます。オクラなどにも含まれるムチンは、消化不良や食欲不振を改善してくれます。また、たんぱく質分解酵素を含み、効率のよい消化や疲労の回復効果も。さらに胃腸の粘膜を保護し、腸の調子を整え、肌荒れの改善にも期待ができます。他にも多くの栄養素を豊富に含む、まさに驚異の野菜といえるでしょう。

 エジプト料理としても有名なモロヘイヤのスープは、モロヘイヤをみじん切りにし、炒めた後にスープで煮るという家庭料理。今の季節なら、モロヘイヤをサッとゆでて刻み、そうめんのつけ汁にすると、涼しく、おいしくいただけそうです。

 そんなモロヘイヤですが、果実には毒があるそうです。もちろん、お店で売っている葉っぱの部分に毒はありませんので、安心して召しあがってくださいね。

長谷川正和
86年、神奈川県生まれ。男性のハンドモデルとしてコマーシャルから広告、再現VTR等に出演。物心ついた頃からお腹が弱いため、身体の「中身」のスキンケアも徹底している。

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