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檀れいも所属した「宝塚の特殊チーム」とは

[ブリュレ]

檀れいも所属した「宝塚の特殊チーム」とは

 宝塚歌劇団には、花組・月組・雪組・星組・宙組の5組が存在するのは有名だ。しかし、その5組いずれにも属しない「専科」があることはご存知だろうか。宝塚歌劇団の中において、特殊なポジションにあるプロ集団「専科」について紹介しよう。

 宝塚の「専科」とは、タカラジェンヌとしてキャリアを重ね、どんな役もこなせるスターが異動するポジションだ。専科に入るための条件はないが、ダンス、歌、お芝居など、何かに特化して秀でた人物が選ばれる。

 専科のメンバーは、5組の公演に「特別出演」という形で登場。トップスターに次ぐ2番手格の重要な役から、老け役、日舞、歌唱など、その人の魅力を活かしたポジションで舞台に彩りを加える。上級生になると、お芝居だけに出演する(ショーには出演しない)ことが多いのも特徴だ。

 専科のメンバーとしては、劇団理事を兼任する轟悠(とどろき・ゆう)や松本悠里をはじめ、汝鳥伶(なとり・れい)、一樹千尋(いつき・ちひろ)らベテランが名を連ねる。また、近年は「別格路線」と称される人気スターの専科入りも多く、最近では、月組の凪七瑠海(なぎな・るうみ)の専科への異動が発表。凪七は、89期に首席で入団したスター候補で、今後月組での活躍も期待されていたため、この異動はファンの間で物議をかもした。

 また、星組トップスターの北翔海莉(ほくしょう・かいり)は専科でキャリアを積んだ後、トップスターに就任している。元タカラジェンヌで、現在は女優として活躍する檀れいは、月組でトップ娘役を務めた後、専科へ異動。その後星組で再びトップ娘役に就任するという異例の経歴を持っている。

 2000年には、「新専科制度」が誕生。当時の各組2番手、3番手の生徒が専科へ異動、各組へ特別出演を続けた。将来のトップスターに経験を積ませることが目的だったが、その中からトップスターになったのは現在は女優として活動している紫吹淳など6名。ただ、この制度はファンからの批判も多く、自然消滅している。

 宝塚の舞台を成立させる上で、専科の重要性は計り知れない。見た人の心に残る役を演じてくれる存在、それが専科だ。宝塚歌劇を見る際は、ぜひ「いぶし銀」的な魅力を持つ専科メンバーの活躍に注目してほしい。

檀れいも所属した「宝塚の特殊チーム」とは

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