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12・16決戦直前!橋下徹「5年間の大ゲンカ」全勝敗表 vol.1

[週刊大衆12月17日号]

12・16の大決戦に向け、永田町は凄絶なデッドヒートが繰り広げられている。
「総選挙に向け、民・自公の二大勢力はいうまでもなく、これに第三極を自認する橋下徹大阪市長、石原慎太郎・前東京都知事の同盟軍(日本維新の会)が肉薄。さらに、ここにきて嘉田由紀子滋賀県知事を代表とする日本未来の党が"卒原
発"を掲げて旗揚げ。これに"小沢軍団"が合流。永田町は混迷を深めています」(全国紙政治部記者)

そんななか、注目されているのが、"浪速のケンカ師"から、いまや"天下布武"の大号令を発せんとするまでに力を増した橋下徹日本維新の会代表代行だ。
「橋下氏は九州への遊説で"体制を変えるにはケンカの強さが重要。僕はケンカだけは自信がある"と豪語し、自陣営への投票を呼びかけました」(前同)

橋下氏が、こう大見得を切るのも当然のこと。なぜなら彼は、08年の大阪府知事就任から現在に至るまで、"ケンカ"には、ほぼ負けたことがないのだ。

では、その輝かしい戦歴と彼なりの戦術を検証しよう。

まずは、"天下の朝日新聞"にまで頭を下げさせた週刊朝日の報道を巡ってのガチンコ対決だ。きっかけは、10月16日発売の週刊朝日の橋下氏の出自を報じた記事だった。
「橋下氏は猛然と記事に反発。記者たちを前に"(同記事は)橋下が許せない人格で、その理由を出自に求めるのは身分制度、優生思想、ナチスの民族浄化主義を前提とした極めて恐ろしい考え"だと、口を極めて反撃に出ました」(在阪の記者)

翌日には、同誌や同グループの朝日新聞、朝日放送に取材拒否を通告。
「橋下氏の剣幕に恐れをなしたのか、週刊朝日は発売2日後に謝罪し、朝日新聞社はその翌日に謝罪。さらに、11月には週刊朝日が10ページにわたり、『橋下氏連載についての「謝罪と見解」』を掲載するなど、騒動は橋下氏の完全な勝利に終わりました」(同)

日本有数の言論機関を完膚なきまでに叩きのめした"橋下ケンカ術"は、鮮やかといわざるを得ない。メディアを屈服させたのは、これだけではない。

市役所での囲み取材では、君が代斉唱問題を突っ込む毎日放送の女性記者を逆質問攻め。逆質問に答えられないでごまかそうとする記者に対し、「もっと勉強してから来い!」と一喝。

ほかにも、元従軍慰安婦の女性が大阪市役所を訪れたが、橋下氏に面会ができなかったことが発端で勃発した朝日新聞の女性記者との"ツイッターバトル"でも、記者を一刀両断。
橋下氏に"出て来い!"と発言した女性記者に"市長に出て来い! は失礼だろ"と怒りのコメントを出し、"記者会見で堂々と論戦に来なさい"と応戦した。

また、それに対し、女性記者が週刊文春での愛人報道を皮肉って"スチュワーデスっぽい恰好をして(論戦に)行ったらいいんですか?"と返すと、橋下氏は"おー、来い来い。あんたのスチュワーデス姿なんて場末のラウンジのお化け祭り以下だぜ。絶対に着てこいよ!"と、まったく引かなかった。

「結局、橋下氏に朝日新聞の取材拒否を宣言され、記者がツイッター上で橋下氏に謝罪することで収まりました」(前出・在阪の記者)

この橋下氏のケンカ術を政治評論家の浅川博忠氏は、こう分析する。
「まずは相手を居丈高に怒鳴り、ののしることで、敵の戦意を喪失させます。そのあとは、弁護士特有の戦法で自分に有利な論理を展開、同時に相手方の非を徹底的に突くやり方です。そこに、橋下氏本来の攻撃性が加わり、相手を徹底的にやり込めていくのが彼の常套手段です」

この"橋下流ケンカ殺法"で、なんと読売新聞の独裁者・渡辺恒雄氏にまで噛みついた。
「渡辺氏が文藝春秋に寄稿した論文で、橋下氏をヒトラーのようだと批判したのに対し、橋下氏は"渡辺氏のほうが読売新聞社だけでなく、政界も財界も野球界も牛耳る堂々たる独裁じゃないですかね!"と噛みついたんです」

12月11日公開のvol.2に続く・・・。

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