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40歳過ぎたらNG!早死にを呼ぶ「危ない健康法」 vol.1

[週刊大衆12月17日号]

あなたには健康の維持・増進のために、普段から実践している「健康法」があるだろうか?

テレビをつければ、毎日のように様々な健康法を特集しているが、その中には効果が怪しいばかりか、逆に健康を害するものも少なからずあるという。
「特に40歳を過ぎると心身ともに、かなりのガタがきており、"危ない健康法"をやると、一段と悪影響が出るので要注意です」

中高年に対してこう警告するのは、東京都大田区で『宮元通りクリニック』などを開業している渡会敏之院長(医学博士)だ。渡会氏が、まず、その危険性を指摘するのが、「低炭水化物(糖質制限)ダイエット」。

ご飯やパンといった炭水化物の摂取を控えれば、おかずは好きなだけ食べていいということで、人気のダイエット方法だが、「極端はよくない。炭水化物はエネルギー源として重要なうえ、そこに含まれる食物繊維はコレステロールの吸収を抑制するなど、栄養学的にも不可欠。それを長期的にカットすると、様々な悪影響が出ることは避けられません」

今年7月に報じられた、米ハーバード大などが英医学誌に発表した臨床報告によると、炭水化物を制限すると、そうでない場合よりも、中高年の大敵である心筋梗塞や脳卒中のリスクが最大1・6倍になるとの結果が出ているのだ。

食品の摂り方ではなく、食品そのものが危険となる例もある。カルシウムを含み、高齢者の悩みの骨粗鬆症の予防によいとされる牛乳も、その一つだという。

『病気にならない生き方』などのベストセラー健康本を多く出している、医師の新谷弘実氏が解説する。
「牛乳の飲み過ぎこそ、骨粗鬆症を招きます。牛乳を飲むと血中カルシウム濃度が急激に上昇する。すると、体は逆に濃度を通常値に戻そうとして、余剰カルシウムを腎臓から尿に排出してしまうんです。要は、カルシウムを摂るために飲んだ牛乳が、かえって体内のカルシウム量を減らしてしまうわけです」

結果、皮肉にもカルシウム不足になり、骨粗鬆症を助長する可能性もある。

生命の維持に必要な水も要注意。水をたくさん飲むことで、体に溜まった老廃物や宿便などを外に出すデトックス効果を謳う「水飲み健康法」があるが、これに疑念を呈するのは前出の渡会氏。
「(水飲み健康法でよくいわれる)"1日2リットルは飲むべし"という目安からして怪しい。必要水分は、その日の湿度、体の大きさや運動量などによって人それぞれ。本当に水分が不足しているのなら喉が渇きます。必要がないのに無理やり飲むと、体内が水分過剰になることで、細胞が膨化して低ナトリウム血症(水毒)になり、不整脈やホルモン異常、腎不全などを引き起こす可能性があります」

12月14日公開のvol.2に続く・・・。

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