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40歳過ぎたらNG!早死にを呼ぶ「危ない健康法」 vol.3

[週刊大衆12月17日号]

最後は、脳に関する健康法だ。ひと昔前から、認知症やボケ防止に効果があるとするゲームソフトが各種開発され、いわゆる「脳トレ」が中高年を中心に一種のブームになっている。

だが、これに対して、『脳トレ神話にだまされるな』(角川書店)を著した浜松医科大学の高田明和名誉教授は、異議を唱える。
「脳トレも含めて、ボケを防ぐために記憶の訓練がいいといわれていますが、高齢者がそういう訓練をする必要があるのか疑問です。たとえば、昔の知り合いの名前をできるだけ思い出す訓練をしたところ、昔、ひどいことをいわれた記憶まで一緒に蘇り、そのストレスから鬱病になったり、不眠症になったケースも少なくありません。脳トレブームの背景には、PETやMRIといった画像診断装置技術が発達したことがあります。脳のある部位が活発化すると、その変化を画像で見られるんですが、画像で活性が見られるからといって、それで脳機能がアップしているとは限りません」

一昨年、ケンブリッジ大学の世界的脳科学者が比較実験(1万人以上対象)を実施したところ、脳トレで訓練した者はやらなかった者に比べ、正解率が平均30%増えたが、別の新しい種類の脳トレをやらせると、そうした差異はまったく見られなかったという。

つまり、30%の向上は、単なる訓練での馴れに過ぎないというわけだ。
「ストレスは健康の最大の敵ですが、健康法にこだわること自体が、一種のストレスともいえます。ましてや、その健康法が危ないものだなんてことになれば、たまったものではありませんよね」(渡会氏)

何事も摂り過ぎたり、やり過ぎるのはご法度。あまり思い悩まず、ストレスのない生活を送るのが一番の健康法といえるようだ。

12月16日公開のvol.4に続く・・・。

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