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持論を展開して"大暴走"した安倍晋三さん「選挙後のツケ」

[週刊大衆12月31日号]

手堅く選挙戦を進めた公明党に、目下頭を悩ませる「大問題」があるという。

安倍自民党の暴走だ。

公明党幹部が嘆く。「自公が躍進したのは喜ばしいことだが、勢いづいた自民党には困ったものだ。小選挙区で勝ち上がった自民党候補の大半は、選挙区の2万票前後の創価学会員票のゲタを履いての勝利。にもかかわらず安倍さんのいってることは、ことごとく公明党を刺激している。自衛隊の国防軍昇格、集団的自衛権の行使、憲法改正など、護憲を公約にするわが党とは相容れないものばかり。今後の自公連携をどう考えているのか、サッパリわからんよ」

自民党のスローガン「日本を取り戻す」は、腹痛によって、わずか1年で政権を放り出した安倍さんにとっては「総理の座を取り戻す、ということ」(自民党関係者)だから、選挙期間中も持論を思いっきり展開していた。そこに自民党幹部も危惧を抱いていたのだ。

メディアが選挙予測で「自民300議席超えの勢い」と報じると、石破幹事長は「予測に慢心してはいけない」と上滑りの選挙運動に釘を刺したが、これは安倍氏向けだったと、もっぱらである。
「実は選挙後半、党執行部では安倍さんへのマスコミ取材を断わっていました。表向きは、"地方遊説が多忙だから"といっていましたが、実際は、テレビで国防軍だ、中国との対決だとタカ派路線を強調することで、婦人票が逃げていくことを恐れたからです。安倍さんは自分の言葉に酔っていることが、ありありでしたからね」(事情通)

石破幹事長は、もともと自公民連携での穏健路線。軍事オタクといわれているが、防衛問題ではバランスの取れた政策を訴えている。しかし、安倍氏は民主党と手を組むことなどハナっから考えていない。むしろ日本維新の会の石原代表に近い考えである。

持論を持ち出せば公明党との連携は持たないし、民主に気を遣わないと国会対策が立ち往生する。

リベンジに燃える安倍さん、高転びしなきゃいいが……。

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