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元交通警察官が明かした「デタラメ交通取締り」カラクリ vol.3

[週刊大衆4月22日号]

この賞をもらったからといって、給料が変わるわけではない。
「しかし、交通課への異動を希望する地域課勤務の警察官のなかには、できるだけ多く摘発することで賞をもらえば、異動の際に少しは有利になると考えてしまう者もいますし、自己満足のために評価点を獲得したい警察官もいます」

この私利私欲にまみれた警察官こそが、悪質な証拠のデッチ上げや捏造をやらかしてしまうのだろう。

しかし、これら不祥事も、警察の隠蔽体質によって揉み消されてしまうために、なかなかなくならないという。
「警察は社会的に聖職とされているため、不祥事を最も嫌います。現場の警察官が不祥事発覚を恐れ、保身のために虚偽文書を作成すると、それを隠蔽するために組織全体で不適切処理を進めていくんです。不祥事が起きた場合、何よりも第一に"組織防衛"を考えますからね。警部以上の幹部も関与していればなおさらです。事実をねじ曲げても、それが適正な対応であったといい続けるんです」

象徴的なのが、『週刊新潮』が2月21日号でスッパ抜いた「高知県警による組織的隠蔽工作」疑惑だ。
「白バイがスクールバスに衝突した事故で、スリップ痕を残しているバスに過失があったとされましたが、"そのスリップ痕はデッチ上げで、停まっていたバスに白バイ隊員が突っ込んだという過失を隠蔽したのではないか"と報じたんです」(地元紙記者)

隠蔽体質も、不祥事を招く温床になっているといえはしまいか――。

元交通警察官が明かしてくれた、我々ドライバーが知り得ない不当な取締りの裏側。行楽シーズンを控え、ドライブする機会が増える季節だけに、デタラメな取締りに引っかからないよう気をつけたいものだ。

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