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橋下代表に在阪記者もソッポ「内部矛盾」を抱える維新の会

[週刊大衆4月22日号]

「最近、橋下市長じゃ数字(視聴率)が取れないんだ。今年初めまでは市長会見を流すだけで視聴率が上がったけど、最近はサッパリ。取材記者は質問内容で橋下氏にやり込められ、ツイッターでボロクソに書かれても我慢してきた。だけど、いまは"わざわざ名指しで批判されるのはゴメンだ"と、突っ込んだ質問もしない。結局、会見が盛り上がらない。関西人は飽きっぽいから"もうエエわ"ってなところでしょうね」

在阪テレビ局のディレクターが、こう嘆く。
先月末、橋下徹市長は公募で自ら選んだ東住吉区の区長を「適格性に欠ける」として更迭。会見では更迭区長を「会議に遅刻する」とか「報告がない」とか、ボロクソにいっていたが、肝心の自分の任命責任には触れずじまい。質問すれば3倍ぐらいの反論が来るから記者も聞かずじまいだ。
「最近は大阪都構想の話はあまり出てこず、国政の話ばかり」(事情通)だという。

その日本維新の会の党大会が、3月30日に開かれた。話題は長期入院で大阪に行けなかった石原慎太郎共同代表と橋下氏のテレビ対談。口だけは威勢のいいイベントだったが、多くのメディアは首を傾げた。

特にひどかったのが、「改憲路線と参院選」の関係だ。
橋下氏は、①参院選では自公の過半数確保を阻止する②日本をダメにした占領憲法を変えるために、自民、維新、みんなの3党で3分の2の議席を確保する③公明党に圧勝する、という方針を出したが、滅茶苦茶だ。

「候補者たちは、"どうすればいいんだ"と困惑顔です。選挙区では自民党の過半数割れを目指して自民候補と戦えというのに、選挙後は改憲で手を組むという。昨年暮れの総選挙では公明党と連携したのに、今度は落とせという。改憲となれば、自民党の補完勢力になってしまう。既得権まみれの自民党を倒して、地方分権、道州制を実現するというのはどうなるのか。冷静に考えれば、候補者ならずとも理解に苦しみますよ」(前同)

橋下人気の陰りとともに、じわじわと出てきた内部矛盾。日本維新の会も、こりゃ、下り坂だ。

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