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橋下も安倍もひれ伏す 復活やしきたかじん「怪物政治力」完全調査 vol.2

[週刊大衆4月15日号]

たかじんが繫ぐ縁というべきか、安倍氏と橋下氏の関係は、かつて蜜月というにふさわしかった。

まずは昨年8月、橋下氏率いる大阪維新の会(当時)が、その頃、自民党内で燻っていた安倍氏に橋下新党への合流を要請した。
「その条件として、橋下氏は安倍氏に対して、"新党党首の座を明け渡す"と申し出たといわれています」(全国紙政治部記者)

一方、エールを送られた安倍氏は、「維新(日本維新の会=以下同)との近さを党内でアピール。当時は自民党総裁選の真っただ中で、自らを党総裁に押さなければ、離党して橋下維新と合流。自民党は大揺れになるぞ、と党内を牽制した。結果、これが大きな要因となって安倍総裁誕生への怒濤の流れとなっていったんです」(自民党中堅議員)

石破茂氏らを破り、自民党総裁となった安倍氏。衆院選でも圧勝し、総理再登板となった。
その後も、安倍内閣の菅義偉官房長官が維新関係者と頻繁に接触するなど、良好を保ってきた安倍-橋下の関係だが、ここにきて隙間風が吹き始めたという。

安倍総理が、「まずは6月に東京都を取り戻す。そして7月に参院選で過半数を取れば、日本を取り戻すことに繫がる。今度の都議選で景色を変えようではないか」と語る東京都議選(6月14日告示、同23日投開票)に、維新が立ちはだかってきたのだ。

「維新は、みんなの党と選挙協力し、両党で全42選挙区に候補者を擁立すると発表。安倍首相と全面対決するに至っています」(政治評論家・浅川博忠氏)

政治評論家の板垣英憲氏は、橋下代表と安倍総理の関係に立ちはだかる、ある男の存在を指摘する。
「安倍総理の盟友・麻生太郎副総理です。安倍さんは麻生さんを無視して動けませんが、麻生さんと橋下さんの間は冷え切っている」

かつて麻生副総理は橋下代表の国政進出に関し、「口だけでなく実績を示してもらわないと」とバッサリ。

この調子では、安倍総理が橋下代表と手を組む日は訪れそうもない……。

これだけではない。3月15日には、維新とみんなの党、それに民主党の一部議員が連携し、憲法改正の発議要件緩和を目指す超党派の勉強会『憲法96条研究会』を結成した。
「これは、自民党に対抗する野党再編の第一歩と見られます」(前出・浅川氏)

維新関係者がいう。「狙いは、7月21日の投開票が有力な参院選での大勝利です。そこで維新が大躍進してキャスティングボートを握り、一気の政界再編を仕掛ける絵図を橋下氏は描いています」

4月10日公開のvol.3に続く・・・。

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