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麻生さんの「失言」の裏に潜む社会保障国民会議の「結論」!

[週刊大衆2月11日号]

かつて、首相時代に「未曾有」をミゾウユウと読んで失笑され、失言、暴言を繰り返し、果ては"民主党政権誕生の陰の立役者"と揶揄された麻生太郎副総理が、また、やらかした。

21日の社会保障国民会議の初会合での発言だ。
「死にたいなと思って、生かされるのはかなわない。政府のカネで(延命治療を)やってもらうなんて、ますます寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらわないと」
「私は(治療で)チューブ人間にする必要はない、さっさと死ぬんだからと(遺書を)書いて渡してある」

この会議は医療、介護、年金の在り方を討議するもの。その挨拶で「政府のカネで生き続けるのはおかしい」というのだから、ひどい話。安倍首相もさぞかし肝を冷やしたことだろう。

もっとも、この発言はうっかり口が滑ったという類ではない。麻生さん、これまでも社会保障について、こんな発言をしている。
「同窓会に出席すると、よぼよぼして医者に、やたらにかかっている者がいる。毎朝歩いている私のほうが税金は払っている」
「努力して健康を保った人には何かしてくれるとか、インセンティブ(動機づけ)がないといけない」
「たらたら飲んで、食べて、何もしない人(患者)のぶんのカネ(医療費)を、なんで私が払うんだ」

酒の席での話ではない。いずれも公式な会議や講演会での発言なのだ。

関係者は、「そんな麻生氏が出席した社会保障国民会議の結論は、すでに見えている」と語る。続けて、「この会議は、民主と自民・公明で消費増税分の使い道である社会保障について専門家の会議で検討すると合意したものです。しかし、年金については3党の意見がバラバラなので棚上げ。医療と介護について討議が始まりましたが、結局、介護保険も医療費も納める額を増やし、支払う額を減らす、という結論に落ち着きそうです」

つまり"税金は上がるが、見返りは減る"。カネが唸る麻生さんはいいが、国民にとっては、まさにミゾウユウの事態である。

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