日刊大衆TOP 社会

暴走将軍 金正恩が決意した「地球自爆テロ」 vol.1

[週刊大衆2月25日号]

東アジアに不穏な空気が満ちている――。

「1月24日に北朝鮮が、近日中の"高い水準の核実験"を予告したんです。実験の規模は不明ですが、2月16日が先代の故・金正日総書記の誕生日であるため、早ければその日までに行なわれるでしょう」(全国紙社会部記者)

漏れ伝わる情報を総合すると、そこで使用されるのはウラン濃縮型の核兵器になる公算が高いという。

消息筋が語る。「過去2回の実験では、"平和利用の原子炉"で生産されたプルトニウムが使用されましたが、米国をはじめとする国際世論の圧力で、原子炉自体が使用停止となってしまいました。ところが北朝鮮は天然ウランの宝庫なので、濃縮ウランなら作れる。しかも、ウランはプルトニウムと比べ、漏れる放射線量が少ないために隠密裏に生産が可能。そのうえ、核爆発させるのが実に容易なんです」

さらに2月4日には、韓国の李明博大統領が、北朝鮮が予告している核実験について、「一度に2カ所以上で行なうようだ」と韓国メディアに語った。
「数カ所で実験するということは、すでに濃縮ウランを大量に保有しているのを意味します。また、同時に行なうことで、核弾頭の小型化の研究を一気に進めることもできるでしょう」(前同)

今回の核実験は、金正恩体制になってからは初となるが、09年に遂行された前回から今回の第3回目までに、技術的な進歩を遂げている可能性があるのだ。
「金正恩第1書記は英雄譚を非常に好み、自身、"朝鮮史上屈指の英雄"を指向しているようです。そのためには強力な軍事力、科学技術力、情報力が必要ということで、周囲及び支持層に次々と下命しています」

北朝鮮事情に詳しい国際評論家の井野誠一氏が、こう解説するように、正恩氏が最高指導者の地位を受け継いでから、北朝鮮の諸外国に対する挑発的な言動が目立つようになってきた。

その背景には、どのような事情があるのか。軍事ジャーナリストの神浦元彰氏が説明する。
「権力の継承以降、金正恩氏は軍の粛清を行ない、その権限を、最大の後ろ盾である叔父の張成沢がトップを務める朝鮮労働党側に移そうと画策しました。しかし、経済改革がまったく進まなかった結果、軍の不満はかつてないほど高まっているんです。その不満を逸らすための核実験強行でしょう」

さらにここにきて、彼がごく限られた幹部を前に、次のような衝撃的な発言をしていると、一部マスコミが報じている。
「核爆弾が19個あれば、地球を破壊することだってできる」「北朝鮮のない地球はあり得ない」――。

事実とすればあまりにも常軌を逸した発言だが、前出・井野氏はこう証言する。
「真偽は不明ですが、かつて父の故・金正日も同様のことを語ったと、伝えられたことがあります」

どうせ死ぬなら世界を道連れ、という危険な思想が、親から子に継承されているのみならず、当代になって加速しているというのだ。
「追い詰められた北朝鮮が、世界を巻き添えにして自滅――する。これはまさに、地球規模の自爆テロ計画といえるでしょう」(前出・消息筋)

2月19日公開のvol.2に続く・・・。

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.