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北朝鮮最高実力者!? 正恩の叔父・張成沢

[週刊大衆2月25日号]

「国の安全と自主権を守るうえで、重要な結論を下した」――12月の弾道ミサイル発射に続き、3回目の地下核実験を示唆した北朝鮮の金正恩第1書記。相変わらずの強気一辺倒に、世界中がウンザリしている。

ところが、韓国情報筋は「北朝鮮の最高実力者は金正恩ではなく、叔父の張成沢・国防副委員長(67)だ」と分析し始めている。
「韓国国防省が注目するのは、先月28日の朝鮮労働党細胞書記大会の写真。金正恩の演説を居並ぶ幹部たちが不動の姿勢で緊張しながら聴いているのに、張だけはアサッテの方向を向いて手持ち無沙汰にしている。序列上位の幹部たちに"俺は大物"といいたげで、明らかに権力構図が変わっていますね」(事情通)

張成沢は、金正日の妹・金敬姫の夫。その縁から労働党でも出世をしてきたが、失脚→復帰→失脚の繰り返しだった。北朝鮮ウオッチャーがいう。
「金日成大学では当時、上級生だった金正日が弟のように可愛がり、金敬姫と恋愛して結婚した。金正日の側近として活動していましたが、生来の遊び人なので金敬姫とケンカが絶えず、怒った金正日は地方の製鉄所に飛ばしてしまった。その後、反省して党に戻ってくると、今度は麻薬密輸などの非合法活動で裏ガネ作りに貢献するんです。2003年からプツリと情報が絶え、反党活動で失脚したものの2006年には復帰して再び党の要職についていた。2008年には交通事故で重傷を負ったといわれ、これは金正日の後継者に金正哲を据えようと画策したために殺されそうになったという話です。それでも、死の直前の金正日に正恩の後見役を頼まれたため、いまの地位についたともっぱらです」

波乱万丈の張成沢は、昨年、金正恩をそそのかし、政権から父・金正日世代を一掃。自分を脅かす存在を排除したといわれる。
「もっとも、張が正恩の威を借りて権勢を振るえば、再び地方の製鉄所送りになるかもしれません」(前同)

王朝の主は代わっても、独裁国家体質は変わらず。

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