日刊大衆TOP 社会

藤岡弘×佐藤正久×鈴木宗男「取り戻せ!日本人の底力」 vol.2

[週刊大衆3月25日号]

藤岡氏と同様に佐藤氏もまた、東日本大震災で日本人の自己犠牲精神を見たと語っている。そして、そこにこそ"最強ニッポン復活"のきっかけがあるという。


凄いなぁと思ったのは、南三陸町の女性職員の遠藤未希さんのことです。
最後まで防災無線で高台への避難を呼びかけて、そして大津波に流されて、お亡くなりになりました。
彼女は婚約されていました。普通に考えたら、助かりたいと思うでしょ?
でも、自分がもしかしたら流されてしまうと思っていても、最後までやりきった。遠藤さんに日本人の凄さを見たっていうのは、"自分よりも人のこと"という自己犠牲の精神なんです。


その精神は、自衛官たちによっても被災現場で発揮され、自らの身を捧げる獅子奮迅の活躍をした。


宮城県多賀城市の陸上自衛隊第22連隊の駐屯地も津波の被害に遭いました。その22連隊に所属する900人の自衛官が救った命は、4775名。
自衛隊、警察、消防、海上保安庁すべてで救った命は、約2万7000名でした。そのうちの約5000名を、たった900人の自衛官が救ったわけです。
22連隊の隊員たちは、自分の家族よりも被災者救助を優先しました。
72時間、最初の3日間は人命救助にとって一番大事な時間です。だから、彼らが自分の家に帰って家族の安否を確認できたのは、震災が起きてから5日目以降でした。
これをやり切れたのは、被災地のど真ん中で、「俺がやんないで、誰がやるんだ!」という自衛官としての義務と責任なんですよ。
こうした意識で動くのが、自衛隊、警察、消防、海上保安庁の4つです。

3月22日公開のvol.3に続く・・・。

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.