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藤岡弘×佐藤正久×鈴木宗男「取り戻せ!日本人の底力」 vol.4

[週刊大衆3月25日号]

最後を締め括るのは、鈴木氏。日本人が、どうしたら元気になれるのかを問うと、自らの激動人生、『鈴木宗男劇場』に答えはあるという。


鈴木宗男の生き様を見てもらえれば元気になるんじゃないでしょうか。
私は天国と地獄を見た男です。東京地検特捜部に逮捕されたら、普通、人生は終わりです。でも、私はそこから刑事被告人として、公職に就いた唯一の男ですから。


地獄の始まりは02年、54歳のときだった。小泉政権時代、議員生活20年にして収賄容疑などにより逮捕されたのだ。


私は、ここからが政治家鈴木宗男の勝負だと思っていました。55歳の誕生日は東京ヒルズの中でしたね。"東京拘置所ヒルズ"です。


430日間という異例の長期未決勾留から、やっと出所した鈴木氏に、さらなる試練が襲いかかる。


03年8月29日に拘置所を出て、人間ドックに入ると胃がんで転移の可能性が高いっていうんです。
もう、人生が終わったと思いました。55歳のときです。俺は人の倍の110歳生きたんだと思って、自分を慰めましたね。
その後、すぐに衆議院が解散になりました。そこで、私は命を削ってでも選挙をやろうとしました。でも、娘が絶対にダメだっていうんですよ。手術が遅れればがんが進行するからって。
それで選挙を断念して手術したんですが、神様や仏様はいるんですね。がんの転移はなかった。


病を克服した鈴木氏だったが、今度は、身内の不幸が……。


04年4月6日に、お袋が死んだんです。ショックでした。お袋が亡くなる1週間前、最期にいった言葉があるんです。
「宗男、母ちゃんは、悪いことをする子供は産んでない。それは、誰よりもよく知っている。だから、宗男、もう1回、国会に行け! 頑張れ!」って。
それで、がんの手術から半年しか経っていないけれど、7月にあった参議院議員選挙に出るわけです。残念ながら負けましたが、48万5000票という目標に限りなく近い得票でした。
その後、3年くらいは選挙がないだろうと思っていたら、なんと小泉純一郎氏が05年に郵政解散した。
これは、神風でしたね。この選挙で当選して奇跡のカムバックです。

3月24日公開のvol.5に続く・・・。

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