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年収300万円からの「アベノミクス活用 大儲け術」 vol.1

[週刊大衆3月4日号]

円安株高の安倍バブル、アベノミクス相場――。
「民主党の野田政権が解散表明をした昨年11月14日から、12月の安倍政権誕生、そして現在に至るまで、相場が沸いています。日経平均株価は解散表明時に8661円でしたが、その後、1万1498円をつけました(2月6日)。上昇率は、なんと30%を超えています」(経済誌記者)

12月の総選挙を経て、政権についた安倍内閣のデフレ脱却を目指した金融政策が「アベノミクス」として市場に好感されて、円安方向にも動き出している。
「為替も解散表明時の1ドル=79円から94円台(2月11日)と3カ月で15円も急激に円安に振れています。この相場の激しい動きにリターンを得た投資家が続出しています」(前同)

こうした動きを見て、「乗り遅れた!」と悔しがる向きも多いはず。だが、安心してほしい。まだまだ安倍バブルは続きそうなのだ。
なぜなら、甘利明経済再生担当相は9日、「期末までには(日経平均株価は)1万3000円を目指して頑張る気概を示すことが大事だ」と講演会で述べ、11日には、米財務省のブレイナード財務次官(国際問題担当)が日本の経済成長支援とデフレ脱却に向けた措置に支持を表明し、事実上、円安を容認したからだ。
「年内には為替は1ドル=100円、日経平均は1万2000円まで上昇、なかには1万8000円台まで行くのではないかという強気の声まで出始めています」(金融ジャーナリスト)

つまり、いまから投資を始めても遅くはないというわけだ。ただ、大事なのは投資先を間違えないこと。それさえできれば、利益を得ることができるのだ。

もちろん、投資といっても大きな元手は必要ない。年収300万円世帯の虎の子の資産でできる投資を専門家に紹介してもらった。

まずは、株式だ。投資をするにあたって欠かせないのは、現状を分析すること。まず、現状の株価上昇の理由は、なんだろうか。
金融情報会社フィスコ情報配信部・債券・為替部長の小瀬正毅氏が解説する。
「実は米国の代表的な株価指数・NYダウ株価も同時期から上昇しています。欧州債務危機も一段落し、米証券市場が活気を取り戻した。これからは株式だと、海外投資家が日本の株式へ投資を始めたんです」

小瀬氏によると、10月の安倍自民党総裁発言に合わせて、債券を売って株式を買う"アべトレード"の動きが始まったという。
「現状の株高は円安とアベノミクスへの期待によるもの。実際に執行予算が動き出すのは、これからです。これまでがホップだとすれば、2~3月にかけてはステップの段階になる。2月の日米首脳会談、3月の日本銀行総裁人事次第ですが、米株と日本株の同時上昇は5月までは続くのではないでしょうか」(前同)

とはいえ、株式投資といっても、日経平均株価の対象銘柄だけでも225もある。また、株式は10株単位か100株単位で買う必要があるだけに、数十万円の投資となってしまう。

そこで出てくる投資先がETF(上場投資信託)だ。ETFとは株式市場に上場された投資信託で、その価格は日経平均株価やTOPIX、NYダウ株価、金価格などの指数に連動するように運用されるもの。市場(ネット証券)で、株式と同様にデイトレード取引が可能な金融商品だ。

また、一般的な投資信託に比べ保有コストが安く、100株単位が多い株式と比べて、1株単位から買える銘柄が多いのが魅力だ。たとえば、日経平均と連動する「日経225連動型上場投資信託」は2月8日の終値が1万1380円。つまり、この時点であれば、1万1380円で1株が買えるのだ(ただし、売買手数料がかかる)。

日経平均が今後、上昇していけば、ETFも連動して上昇していく。あとは売る時期を見極めるだけなのだ。また、コツコツ買い貯める長期保有も可能だ。
このETFの魅力を、『ETF投資入門』(日経文庫)の著書もある晋陽FPオフィス代表のカン・チュンド氏が、こう語る。
「現在の円安・株高は期待先行型です。山が急に高くなっているだけに、谷も急に深くなる恐れもある。こうした場合には個別株はリスクが高いでしょう。その点、指数に連動するETFは値動きがわかりやすく、いくつかの国や地域のETFに分散させれば、リスクコントロールもできます」

日経連動型のほかにも、先進23カ国の指標に連動するものや、新興21カ国に連動するものもあるので、いろいろ試してみよう。

3月1日公開のvol.2に続く・・・。

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