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麻生太郎VS小泉進次郎「ぼんぼん首相力」徹底比較 vol.1

[週刊大衆3月18日号]

アベノミクス旋風で順調な滑り出しを見せた安倍晋三"再チャレンジ"内閣。

しかし、政権発足3カ月目に入ったいま、いよいよ正念場がやってきた。
「イタリアの政情不安からくる欧州経済危機の再来、オバマ大統領が強力にプッシュするTPP参加問題、尖閣に端を発した中国との紛争、さらに、北朝鮮の核問題……どれひとつ取っても対応を誤れば即、政権の浮沈に関わる難題です」(全国紙政治部デスク)

安倍首相は強大な課題を前にしてヤル気十分とはいえ、かつての自民党の幹事長が残した政治語録「政界一寸先は闇」のように、何が起こるかわからないのが政治の世界だ。
「仮にですが、頼みとするアベノミクスに暗雲が垂れ込め、徐々に国民の不満が高まって、内閣支持率が大幅ダウン。そうなったとき、酒を飲まず真面目一本槍の安倍さんに激しいストレスが降りかかり、再びあの政権投げ出しが……という想定はしておかなくてはいけませんよね」(自民党関係者)

そんな最悪の状況を睨んでなのか、水面下では"ポスト安倍"が論じられているという。
その最有力候補と囁かれているのが、麻生太郎副総理兼財務・金融担当相(72)。そして、もう一人は"未来の"という注釈がつくというが、小泉進次郎・党青年局長(31)だという。
「安倍さんに何かあれば、副総理の麻生さんが代わって登場するのは、最も自然な流れ。ですが、"そんな緊急時の切り札が、先の政権交代を招いた麻生さんではなあ"という声も根強くありますね」(前同)

そこで、にわかに浮上してきているのが、若くて清新な"自民党最後のプリンス"小泉進次郎氏なのだ。

名家出身ならではの存在感から、自民党を牽引する"2大スター"とも称される2人。そのカネ・人気・実力を徹底比較して、彼らの「ぼんぼん首相力」を査定してみた。

まずはカネ――。
麻生氏は、2月15日、G20に出席するため、モスクワに向かった際の服装が喝采を浴びた。
「あのファッションは各国代表から、"スーパークール"と絶賛されました。当初、G20では日本の円安政策がヤリ玉にあがると思われていましたが、このファッションが各国のド肝を抜いたようで、日本バッシングはひと言も聞こえませんでした」(政治評論家・浅川博忠氏)

黒のハットに、黒のロングコート、首には水色のマフラー姿。
「黒のハットを、さっと斜めにかぶる姿が小粋で格好いいと、同行記者団からも人気でした。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが"マフィア5大ファミリーのボス会議に出席?"と報じたほどで、注目度は破格でしたね」(前出・政治部デスク)

麻生氏が、一部で総額150万円とも報じられたこのファッションで世界を釘づけにした同日、安倍内閣の閣僚資産が公開されたのだが、麻生氏は、そこでも4億円超えで1位を獲得。やはり、カネが成せるオシャレなのかもしれない。

対して進次郎氏は、「特に服装にカネをかけているようには見えません。まあ、若くて精悍な顔ですから、吊るしのスーツでも見栄えはいい。そういえば先の衆院選では終始、ユニクロのダウンジャケットで通していましたね」(民放局政治部記者)
それが逆に、「あっ、オレと同じものを着ている」と、有権者からは好感を持って見られることに繫がったという。

カネの面では、麻生氏とは圧倒的な差がある進次郎氏だが、すでに人心掌握術は心得ているようだ。

続いて、首相になるためには欠かせない人気面は、どうだろう。

07年に国際漫画賞を創設したほどの漫画好きの麻生氏だが、社会評論家の小沢遼子氏はこう分析する。
「マニアには人気がありますが、それ以外の一般大衆からとなると、どうなんでしょうかね。一方、進次郎氏は韓流スター並みの支持を得ていますね」

かつて麻生氏は、育ちのよさから「政界のプリンス」といわれていた時代があったが、それもいまや昔。

政治ジャーナリストの安積明子氏も、「人気では進次郎氏でしょうね」とし、こう続ける。
「地方遊説に密着取材したときのことですが、彼が電車を待っていたら、10歳くらいの女の子が数人、近くに立っていたんです。当初、彼女らは人見知りしている様子でしたが、彼は子供たちと同じ目線で、"3年生か。その頃、僕はピアノとソロバンやっていたよ"と話し出したんです。子供たちの警戒心はみるみるうちに溶けていって、電車が来て別れる際も、"もっともっと話したい"という感じでしたね」

その端正なマスクで、20代以上の女性に人気があるのはわかるが、そんな幼い女の子の心も掴むのかと、安積氏は感心したという。
「進次郎氏はおばあちゃん世代にも人気がある。女性人気なら全年齢層を押さえているといえるでしょう」

女性を中心にした人気面では、やはり進次郎氏か。

では、麻生、進次郎両氏の政治家としての実力は、いかがなものなのか。

まずは、首相にならずとも必要不可欠なスピーチ力だが、「海外留学、赴任経験豊富な麻生氏は、海外メディアの取材に対し、英語で答えるなど、その語学力には定評があります。ただ、これと反比例するかのように漢字の読解力がイマイチ。国会で、踏襲を"ふしゅう"と読み違えて赤っ恥を搔いたのは、いまだ語り草となっていますね(笑)」(前出・民放局記者)

3月15日公開のvol.2に続く・・・。

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