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佐藤正久×鈴木宗男 激白ゴーマン中国はこうやっつける!! vol.3

[週刊大衆3月18日号]

こうした事情を踏まえて鈴木氏は、中国との交渉を有利に進めるためにも、友好的な日露関係の構築が不可欠だとする。

橋本、小渕、森政権の5年間、日露関係はきわめて良好でした。
この時期に中国や韓国が日本にクレームをつけたことがありますか? ありません。日露関係がいいときには、中国も韓国も自制しているんです。
国際戦略上、ロシアにとって日本は重要な国だといえます。
中露の国境線では、中国側に1億人が住んでいます。一方、ロシア側は700万人。ロシアにとって、この人口差は脅威です。
小泉政権時代、米国一辺倒といってもよい外交になり、日露関係がおかしくなりました。中国や韓国が日本に文句をいい始めたのは、それからですよ。
先月末に、森喜朗さんがプーチン大統領と会談しました。森さんはプーチン大統領との信頼関係のなかで、安倍-プーチン関係をしっかり結びつけたい思いで向かいましたが、会談は大成功に終わりました。


日露交渉で北方領土返還交渉のレールを引くことができれば、それが中国や韓国に対する大きな牽制になる。それが実現すれば、中国も方向性を変えてくる可能性も大いにある。

中国も、ロシアのガスと油は必要なんです。
プーチン大統領は、シベリアルートでガスと油のパイプラインを中国まで敷くことを認めました。一方、当時、日本までは出さないといっていましたが、森さんが訪問したことで、日本に引っ張ろうという話になった。
いまの政治家たちは、歴史の勉強が足りていないように思えます。普段から地球儀や世界地図を見ていないんでしょう。ただ、声高に強く出ればいいというのは短絡的です。
外交は、二歩引いて三歩前進もある世界です。声の大きさだけの勝負だったら、私のほうがもっと大きい声でいえますよ(笑)。

※※
中国をやり込める方法は、何も軍事だけではない。勝利のためには、鈴木氏のように大局的観点から物を見ることも必要なのだ。
次週、後編では、今回の2人に俳優の藤岡弘、氏を加えて、"最強ニッポン復活"を目指すうえで、いかに日本人が元気を取り戻すのかを語っていただく。

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