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麻生太郎VS小泉進次郎「ぼんぼん首相力」徹底比較 vol.2

[週刊大衆3月18日号]

片や、進次郎氏のウリは"当意即妙"。瞬時に人の心に響く言葉を吐けることで有名だ。

たとえば、議員として国会初質問に登場した際(10年4月、安全保障委員会)、安住淳委員長(当時)が進次郎氏を、「小泉純一郎君!」と間違えて指名。
そのとき彼は少しも慌てず、「さっそく緊張を解いていただいて、ありがとうございます」と鮮やかに切り返してみせ、場内の大爆笑を誘った。以後、進次郎氏の話術は磨かれていくばかり。政治ジャーナリストの角谷浩一氏がいう。
「麻生さんは舌禍事件で痛い思いをしていますから、(スピーチは)慎重ですよ。一方、進次郎さんは全国を遊説して回る際、"あそこに行くときは、まず、これをいうんだ"と、お父さんからアドバイスを受け、それをうまくやりきるんです。そのあたりは親子だけあって、さすがですよ」

調子が乗れば、ベランメェ調でまくしたてる麻生氏。ちょっとした短い言葉で人の心を打つ進次郎氏。
「面白いのは麻生氏。優等生なのは進次郎氏ですね」と、前出の安積氏は評価する。

次に、首相として絶対に欠かせない条件――政策の実行力はいかがなものか。
「政治家には、いざとなれば百万の敵があろうとも我行かん、という度胸が必要です。その点、麻生、進次郎両氏とも群れることを好まず、たとえ一人であろうとも、主張を頑として貫く点は共通しています」(ベテラン政治ライター)

麻生氏が首相当時の08年9月、リーマン・ショックが日本経済を直撃。景気の急降下を前にした彼は、異例ともいえる景気対策を実施した。
「すぐに追加経済対策として、事業総額26兆9000億円を発表。大規模財政出動に懸念を示す多くの反対の声もなんのその、最終的には75兆円もの景気対策を実施しました。この決断がなければ、いまの日本経済はもっと酷いことになっていたのでは、ともいわれています」(経済誌ライター)

一方の進次郎氏だが、消費増税10%に「命を賭ける」と豪語した野田首相(当時)に対し、「消費税10%で済まないのは誰でもわかっている。10%に命を賭けて、その先の増税には何を賭けるのか」と、時の権力者に怯むことなく真正面からぶつかったことがある。

これだけではない。自身の政治信念を曲げることを嫌い、批判覚悟の靖国神社参拝を敢行。また先の2月22日の「竹島の日」式典には、様々な声をものともせず、「毎年やっていることですから」と平然と出席した。

3月16日公開のvol.3に続く・・・。

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