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小池百合子都知事が企てる「豊洲移転撤回」&「カジノ設置」のシナリオ

[週刊大衆2016年12月12日号]

小池百合子都知事が企てる「豊洲移転撤回」&「カジノ設置」のシナリオ

「ちょっと、いい流れになってきましたよ」 移転反対派の築地市場関係者が、こうニンマリするのも無理はない。小池百合子東京都知事が“待った”をかけた築地市場の豊洲移転に、どえらい展開が緊急浮上!!

 11月18日の記者会見で、小池知事は、「豊洲市場の安全を総合的な判断で確認したうえで、2017年の冬、もしくは2018年の春という見込み、見通しが立つということでございます」と発言。話がまとまるには、最低でも1年以上の時間が必要だと話したのだが、そればかりではない。基準値超えの「ベンゼン」「ヒ素」が検出された地下水の再調査を行うが、結果次第では、「豊洲移転が確実とは、まだ言えないと思います」と、爆弾発言。すわ“豊洲移転撤回”かと、ブチ上げたのだ。

 前出の築地市場関係者がこう続ける。「私たち関係業者への補償も、来年春以降に実施すると、小池知事は言ってくれています。金銭面の心労は、和らぎましたね」

 しかし、「小池知事は築地市場を存置したいというより、豊洲を狙っているんです。豊洲市場の跡地に、カジノを作ろうという算段です」と言うのは、ある衆院議員秘書。確かに小池知事、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致に積極的である。去る8月――。

「オリンピック・パラリンピックがあるが、恒常的に海外からのお客様を増やすべきだ。東京にさらに魅力をつけるため、(IRが)あってもいいと思う」と発言。国会議員としては、国際観光産業振興議員連盟(IR議連)に加盟しており、ゴリゴリの“カジノ推進派”の彼女だが、そこへ渡りに船。豊洲問題が登場したわけだ。

「あれだけ広大な土地で、アクセスも悪くなく、かつ、学校が存在しないため出店規制条例も問題なし……。こんなにカジノに適した立地条件は、都心には他にありません」(前同) 豊洲は、一大アミューズメント施設へ変貌を遂げるのか。全国紙政治部記者が言う。

「小池氏は、“盛り土”問題の責任者として、石原慎太郎元都知事にヒアリングを要請しながらも、最後のトドメは刺さずにいます。石原氏の“カジノ人脈”をうまく握って、利用する気のようです」という話が、政界では流れているようだ。

「石原氏は、大手パチンコ・パチスロ製造企業『ユニバーサルエンターテインメント』と密接。数十社が加盟する遊技産業の団体『日本電動式遊技機工業協同組合』とも、距離が近いと聞いています。一方、カジノへの関心を隠さない『セガサミー』の里見治会長は、小池氏の有力な支援者の一人として知られています」(前同)

 小池知事は本気だが、それもそのはず。「近頃、“インバウンド戦略”といわれる訪日観光客に向けたマーケティングにおいても、娯楽産業は重要。中でもカジノは、2020年の東京五輪以降、消費が冷え込むと目される中、景気浮揚の起爆剤ともなりえます。やや誇張した表現になりますが、カジノ利権を押さえれば、これからの政界を押さえられるのです」(ベテラン政治記者)

 豊洲移転の棚上げは、丁と出るか、半と出るか!?

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