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春季キャンプで聞こえてきた プロ野球新監督4人の「本当の評判」 vol.1

[週間大衆03月05日号]

待ちに待った開幕まで1カ月。ペナント獲りに意欲を見せる〝新指揮官〞たちの意外な評価をスッパ抜く!

今シーズン、両リーグ合わせて4人の「新監督」が誕生した。
横浜DeNAの中畑清監督(58)、中日の髙木守道監督(70)、阪神の和田豊監督(49)、日本ハムの栗山英樹監督(50)である。
その中で、ダントツに話題をさらっているのが中畑監督。
報道の過熱ぶりは凄まじく、インフルエンザで倒れて、バルコニーから手を振っただけでスポーツ紙の1面を飾るほど。現役時代同様の〝絶好調男〞の勢いと派手なパフォーマンスが、新球団への興味と相まって、シーズン前の〝主役〞となっている。
しかし、野球評論家の関本四十四氏によれば、「中畑は、ただの絶好調男ではない」のだという。
「清は一見、〝イケイケ〞タイプに見えますが、私が彼と麻雀やゴルフを何度もやって感じたことは、非常にナイーブであること。第2次長嶋政権下で打撃コーチをやっていた頃、(チームの打撃不振に責任を感じて)体調を崩したほどです」
常に明るく、時にそれが空回りしている感さえある中畑監督。だが、〝意外と繊細な神経の持ち主〞というのが、彼をよく知る人たちの共通した声のようだ。
その中畑監督が現在、最も力を入れているのは、負け犬根性の染みついたチームのムードの一掃。
野球評論家の大塚光二氏が解説する。
「戦力不足なので、いきなりDeNAがAクラスに入るのはきつい。問題は負け方です。これまでは、チームに、負けるのは当たり前というような雰囲気が漂っていましたが、中畑監督の就任以来、負けたら悔しがり、勝てば喜ぶチームへと変貌しつつあります」
キャンプで象徴的なシーンがあった。中畑監督は選手に朝の声出しを命じているのだが、藤江均投手が、「洗濯物の件ですけど、気をつけてください!」といいながら、なにやら赤い物体を取り出し、監督に手渡ししたのだ。何かと思えば、マジックで監督の背番号「70」と「絶好調」と書かれた赤いパンティ。
このパフォーマンスに大受けの中畑監督は、藤江に監督賞3万円を約束したという。
チームも明るい方向に変化しつつあるというわけだ。
「中畑は、すでに十分に球団、親会社のアピールをしたはず。これからオープン戦でどういう野球をするかが注目です」(前出・関本氏)
実は、中畑監督の連日のパフォーマンスは、セ・リーグの覇者に君臨していた落合博満・前中日監督のやり方に、強い違和感を覚えていたからだという。
「評論家として、野球人気の低迷を危惧していた中畑さんは、自分が監督になったら、絶対に落合の真逆をやろうと考えていたそうです」(スポーツ紙デスク)
8年間で4度のリーグ優勝、日本一が1回という輝かしい成績を残した中日の落合前監督に代わり、指揮を執る髙木守道監督。「4監督の中で一番大変なのは髙木監督」(前出・大塚氏)と評される同監督に、まず課せられた使命は〝脱・落合〞。淀んだチームの空気の入れ替えである。
「髙木監督がまず手がけたのは、落合派のコーチを一掃すること。落合監督が入れ替えた荒木と井端のポジションを元に戻したり、ベテラン重視の姿勢を見せ始めたり、マスコミの取材を積極的に受けたり。とにかく落合監督との違いをアピールしようとしているように見えます」(前出・デスク)
球場に来てもらえるようにファンサービスに力を入れるという部分では、髙木監督は〝脱・落合〞を狙っているように見える。
しかし、意外にも髙木監督自身は、落合野球を否定するつもりはないという。
「少ない得点を投手力と堅い守備力で守り切る、落合野球の基本線は変えないようです。
2連覇中のチームのやり方をガラッと変えてしまったら、チームがおかしくなってしまいますからね」(球界関係者)
キャンプでも落合監督の作った6勤1休のルールを踏襲。練習量を落とさず、積極的にノックバットを振る髙木監督。
「落合派」を一掃したものの、戦術的には「オレ流」を継承。なかなか、したたかとの評判だ。

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