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破産寸前の国技を救う貴乃花の「大阪発角界維新」衝撃全容vol.1

[週刊大衆03月19日号]

2年ぶりの開催となる大相撲春場所にあの手この手、なりふり構わず奔走!平成の大横綱の“新時代型”PRと!?

「平成の大横綱が営業の最前線で、ここまで一生懸命になるんなら、大阪の府民、市民も、きっと応援してくれますよ。大阪場所の成功は間違いなし!ですよ」(大阪市職員)
3月11日に初日を迎える大相撲春場所(大阪府立体育館)の担当部長として、貴乃花親方(39=元横綱)が橋下徹大阪市長を表敬訪問したときのことだ。
「まさに"三顧の礼"。あの大横綱が、土俵祭りに来てほしいと、市長に3回も頭を下げていました」(前同)
土俵祭りというのは、初日の前日に、場所中の力士の安全を祈願する神事。これまで関係者だけで行なわれてきたが、もし、市長クラスの政治家が参加するとなると、異例のこと。
「それだけでマスコミの話題となり、大阪場所のPR効果は抜群です」(日本相撲協会関係者)
それだけではなく、親方は10日に放送される『よしもと新喜劇』(毎日放送、関西ローカル)に5分間だけ、飛び入り参加。
そのシーンを再現すると、親方は場所のPR中に迷子になったという設定で登場。身長差40センチの池乃めだかを相手に、ギャグを連発している。
"決まり手"は、新喜劇お得意の"全員ズッコケ"
大ボケをかます池乃めだかのギャグに、親方も舞台上の芸人らとタイミングを合わせ、見事にズッコケた。
そもそも、貴乃花親方が春場所のトップセールスを繰り広げるキッカケは、勇退した放駒理事長(元大関・魁傑)に代わり、北の湖親方(元横綱)が理事長に再登板したことだ。
1月の理事選で再選され、2期目に入った貴乃花親方だが、当初は、新しいポストとして「九州場所担当部長」が有力視されていた。
「景子夫人の実家が宮崎にあり、九州場所のテコ入れに、人気のある親方の知名度を活かそうという考えだったんです。ところが、大阪担当部長だった北の湖新理事長の強い要望で、貴乃花親方に後事を託すことになりました」(前出・協会関係者)
いわば理事長直々の指名なのだから、貴乃花親方がヤル気になるのもうなずける。
しかも、放駒体制では6番目だった貴乃花親方の協会内の序列は、4番目へと急浮上している。
「序列1位は、もちろん北の湖理事長。ナンバー2が事業部長の九重親方(元横綱・千代の富士)、3番目は出羽海親方(元関脇・鷲羽山)ですが、出羽海親方は健康に不安な面があり、担当も相撲教習所長という閑職に就いています。つまり、貴乃花親方は事実上、協会ナンバー3の地位になったわけです」(前同)
貴乃花部屋に宿舎を提供している龍神総宮社(京都府宇治市)の祭主・辻本公俊氏が、こう語る。
「理事の1期目は、守旧派に対して性急な改革を主張したため、異端児扱いでしたが、今回は尊敬する北の湖親方が理事長に再任され、とても喜んでいました。貴乃花親方と北の湖理事長は、協会の改革について考え方が同じ部分もあり、ようやく、私たちが待ち望んでいた体制になったと安堵しています」
孤高の改革者といわれ続けた貴乃花親方が、ついに協会の執行部入りを果たしたのだ。
「北の湖親方は08年9月に弟子の大麻問題で理事長を退く前、"次の理事長は九重親方、その次が貴乃花"という考えを周辺に洩らしていました。自身の退任で、その後継指名はいったん白紙になりましたが、今回の復帰で、トップへ昇りつめる階段が再び、はっきり見えてきたことになります」(北の湖部屋関係者)
逆にいえば、貴乃花親方にとって、担当部長として春場所を成功させることは、将来の理事長の座を確実なものにするため、避けて通れない試練なのだ。
「かつて貴乃花親方の言動に神経を尖らせていた二所一門(貴乃花親方の古巣)の長老をはじめ、関係者が事の成り行きを、固唾を呑んで見守っている状況です」(ベテラン相撲記者)
そもそも、昨年の春場所は八百長問題の発覚で開催が見送られ、その結果、協会の経営を一気に圧迫した経緯がある。
なにしろ、協会の11年度決算は、入場料、NHK放送権料収入などの事業収益が、前年度に比べて約29億円の大幅減。赤字は過去最高の約50億円に膨らんでしまったのだ。

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