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ダルビッシュ『20勝』イチロー本塁打『30本』松井秀『日本復帰』これは見逃せない!メジャーリーグ日本人選手の2012シーズン大検証 vol.1

[週刊大衆04月23日号]

日本を代表するエースや復活をかける天才をはじめ、多くのサムライが今季、アメリカで大暴れをしてくれる!!
3月28、29日、東京ドームで開催されたマリナーズ対アスレチックス戦を皮切りに、4月4日(日本時間5日)、いよいよ本国でも、米メジャーリーグが本格的に開幕した。

「日本人ナンバーワン投手のダルビッシュは、どれだけ勝ち星を挙げるのか?マリナーズのクリーンアップを任されることになったイチローは、ホームランを何本打つのか?はたまた、松井秀喜の去就は……。今年のメジャーは、例年にも増して話題満載です」(スポーツ紙デスク)

ということで、開幕直後のいま、今季の大リーグを徹底検証してみたい。
まずは、日米のファンに最も注目されているダルビッシュ有(25)から。

「何しろ、ポスティングにつぎ込んだ5270万ドルを含め、レンジャーズが総額1億1270万ドル(日本円で約90億円)もの大金を投じて獲得した選手。全米では、キューバから亡命してきたセスペデス(アスレチックス)と並んで、注目度は抜群となっています」(スポーツ紙記者)

その期待どおり、ダルビッシュはオープン戦から派手な三振ショーを演じ、大投手の片鱗を見せた。
「彼はメジャーでも、ある程度やっていける手応えを摑んだんだようです。何勝するかは、メジャー移籍当初の松坂大輔を比較対象にするのがいいでしょう」(スポーツ紙デスク)

松坂大輔がレッドソックスに移籍した初年度の07年は15勝12敗、移籍2年目には18勝3敗という成績を残している。
「第一印象は松坂以上」、「武器が多いぶん、松坂よりも打者が対応するのに時間がかかるだろう」というレンジャーズ・ワシントン監督の言葉を額面どおりに受け取れば、18勝を超える成績、20勝も夢ではないように思えてくる。
しかし、いかにダルビッシュといえども、移籍初年度の20勝は難しいと、大リーグに詳しいジャーナリストの橘文也氏はいう。
「ただし、最低でも13勝から15勝はするでしょう。これだけ勝てれば十分、合格ですよ」大リーグ研究家の福島良一氏も、同様に「先発投手の登板回数が限られてくるメジャーでは、20勝はかなり難しい数字」という。
基本的に完投がないメジャーでは、後発のピッチャーが打たれて勝敗がつかなくなるケースも多い。
また、こんな話も。
「意外にも、テキサスは雨が多い。降るのは3時間ぐらいなので、試合が中断しても、この程度で中止にはなりません」(前出・橘氏)

しかしメジャーでは、先発投手の調子がよくても、再開後には投げることはないという。
こうして登板機会が減れば、さらに20勝への道は遠くなってしまう。ただし、前出の福島氏は次の条件が揃えば、可能性はゼロではないという。
「シーズンを通して先発ローテーションを守ることが第一条件。登板は34〜35試合でしょう。そのなかで、メジャーの尺度のひとつである"クオリティー・スタート"、つまり先発で常に6回を3失点以内に抑えることができれば、20勝に近づけるはずです」

そこでダルビッシュにとって課題となるのは、ズバリ"適応能力"だ。まず、一番大きいのは気候の問題だろう。
「メジャーは、湿気の多いフロリダから乾燥しているコロラドまで環境が様々。また、レンジャーズの本拠地・テキサスは、夏場の気温が40度近くにもなるのでデーゲームができませんが、ナイターでもそれほど気温が下がらず、夜でも暑いんです」(橘氏)

また、ボールや球場などの環境も違う。
「オープン戦で四球が多かったのは、ボールの質の違いによって、滑って高めに浮いてしまったのが原因です。また、ストライクゾーン、マウンドの固さなどの違いにも戸惑いを感じているでしょう」(福島氏)

ボールの違いといっても、昨シーズンからは、日本でもメジャーの使用球に近い"統一球"が採用されていたはずだが、「ボールが日本と同じ牛革でも、材質が悪いんです。ダルビッシュは10種類の変化球を持っていますが、微妙な変化のためには指先の感覚が大事です。それをシーズンを通して対応しないといけない」(橘氏)

04月17日公開のvol.2に続く・・・。

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