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巨人と阪神「優勝確率0%」鉄板根拠 vol.2

[週刊大衆05月28日号]

チーム防御率(9日現在)が、それぞれ2・17と2・22である巨人と阪神が、2・41のヤクルトの後塵を拝しているのは、打線のつながりの悪さに尽きる。巨人の低迷の要因を
「ボウカーを開幕2番に据えた原の布陣が、すべての発端」(ベテラン記者)
と糾弾する声は多い。

巨人軍OBで元コーチの野球評論家・黒江透修氏が嘆く。
「巨人の誤算はボウカーですよ。もっと打てると思っていましたがね。全体として、打線のつながりというより、野球自体がヘタ。絶好のチャンスに点が取れない。状況に応じたバッティングを考えているのか、といいたいですね」

さらに、巨人の最大の弱点は、参謀の不在だと指摘する声もある。
「現在のコーチ陣は全員、原監督よりも年下で、実績がない。しかも"なんで村田真一が打撃コーチなんだ!"という批判がOBから聞かれるように、適材適所からはほど遠い。尾花高夫氏や伊原春樹氏のような口うるさいが実力のある名コーチが去ったのは、大きな損失です」(前出・ベテラン記者)

監督にも主力選手にも、ものがいえないコーチたちでは、優勝などは望むべくもないのだ。
現在、好調の中日、ヤクルトは、飛ばないボールによるロースコアを前提にした"つなぎの野球"を徹底している。
しかし、巨人や阪神は、こうした時代の流れに置いていかれてしまっている観がある。
「新井に代わって4番を打つ金本は44歳。確かに打球の凄さは圧巻ですが、肩を痛めてから彼は、試合前の守備練習にも一度も出てきていません。練習もできない選手が試合に出るなんて、おかしいですよ」(前出・専門誌記者)
巨人も、阿部、高橋由、谷といったベテランが目立つ布陣を眺めれば、阪神と同じ問題が見てとれる。

「首脳陣は、彼らのいいときの姿を見過ぎている。主力への幻想が強すぎるのでしょう。原監督はベテランを外しきれない」(江本氏)
若くて力のある選手が試合に出て、チームを活性化する。
ファンが最も望む、そうした事態が現在の巨人・阪神で起こるのは、正直なところ想像できない。
前出の黒江氏が語る。
「いかにベテランでも、悪ければ下げることも必要です。年功序列じゃなく実力の世界ですから、首脳陣は割り切りが必要ですよ」

球界で最も古い歴史を誇る、伝統の2チームに突きつけられた"優勝確率0%"の重い宣告。
改革の大ナタを振るうまで、もはや一刻の猶予もない。

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