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巨人と阪神「優勝確率0%」鉄板根拠 vol.1

[週刊大衆05月28日号]

「村田、杉内、ホールトンの巨大補強。史上命題のV奪回に向けて万全!」
「和田新監督の下、マートン、鳥谷が残留。金本も上り調子で今年こそ優勝!」

わずか1カ月半前のシーズン開幕直前、巨人と阪神の下馬評は、右のように極めて高かった。
しかし、いざ蓋を開けてみると、ファンは無残な結果を突きつけられることに……。

5月9日現在、阪神が3位、巨人は4位。
首位中日から、それぞれゲーム差4.5と離されている。
特に巨人のつまずきぶりは尋常ではなく、開幕から8試合で1勝7敗。
うち5敗が完封負け。チーム打率は1割台まで低迷し、お家芸のホームランも開幕からさんたん10試合出ないという、惨憺たる内容だった。
「4月22日にヤクルトに3連敗を喫した時点で、借金7。巨人の歴史上、借金7を記録して優勝したケースは一度もない。つまり、早々と"優勝確率0%"が、確定してしまったんです」(スポーツ紙デスク)

一方、阪神の出足は好調で、チームは本塁打を量産し、4月10日には首位に立つ。
しかし、それも束の間、ゴールデンウイークに悪夢が訪れる。
9連戦で、なんと1勝6敗2分。
5月6日に、10試合連続2得点以下という球団ワースト記録を更新。
序盤に連発した本塁打も4月17日を最後にピタリと止まり、5 月4日まで15試合連続ホームランなしという、こちらもワースト記録を更新してしまったのだ。

「ファンにとっては、限界を超えるGWだったでしょう。とにかく、まったく打てない。打線がつながらない。2日には守護神の藤川も打たれるし、こんな内容では絶対に優勝できない、と思わせる試合ばかりでした」(前出・デスク)
ふがいない両チームの試合運びを象徴するのが、4月30日、東京ドームでの巨人VS 阪神戦だ。
延長11回、無得点で引き分けたのだが、その内容はオソマツのひと言。
「阪神はわずか3安打に終わりましたが、さらにひどかったのが巨人の拙攻。1回1死二、三塁で阿部、村田が連続三振。7回1死満塁では、小笠原が捕飛、代打・石井が一ゴロ。極めつけは、9回無死満塁のサヨナラの絶好機。谷が三振、小笠原の代打・加治前が右飛、代打・実松も二飛。ファンにとって、徒労感の残る試合となりました」(専門誌記者)

阪神OBで、野球解説者の江本孟紀氏が嘆く。
「両チームとも打線がひどく、ほとんど得点能力がない。主力が頑張れば、こうはなっていないはず。巨人、阪神とも、高給取りがスタートから戦える調整ができていませんでした。役者でいえば、台詞の8割しか覚えていないのに幕を開けるようなものです」

その"高給取り"で思い浮かぶのが、阪神の城島健司だろう。
4年で20億という超ド級契約の今年は3年目だが、ヒザの状態があまりに悪く、正業の捕手としては出場できず、ブラゼルと一塁手のポジションを争うことに。
その城島が4月29日の巨人戦では大ブレーキ。
三振、併殺打、そして1死満塁の絶好機でも併殺打と、足を引っ張り続けた。
「彼だけが悪いとはいいませんが、あの日の城島が、現在の阪神の状態を象徴しています。打つべきときに打てない、タイムリー欠乏症なんです」(デスク)
ここぞというチャンスに主軸が沈黙し、チームを苦しめてきたのだ。

「2年連続3割を打ってきたマートンの不振が、阪神低迷の一つの要因。チームの士気に関わる怠慢プレーも多く、一塁までの全力疾走を怠り、"いまのマートンの走塁はない。打ったら走れ"と、テレビ解説の阪神OB・矢野燿大氏も激怒していました」(デスク)

明らかにチャンスに弱い新井を4番に据えたのも、得点力不足の大きな要因となった。
前出の江本氏がいう。
「新井本人が、6、7番でいいと思っているのに、無理矢理4番に据えるから、変なプレッシャーがかかってしまうんです」
和田監督も「ランナーがいるときといないときのバッティングが違いすぎる」と、4番新井に限界を感じたのか、5月4日以降は、好調の金本を4番に据えた。
しかし、江本氏は、この処置を酷だと指摘する。
「金本に、このまま4番を打たせ続けるのは可哀相。こういうチーム作りは理解できません。監督のポリシーのなさを感じます」

05月22日公開のvol.2に続く・・・。

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