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松井秀喜「38歳で迎えた全盛期」これだけの証拠 vol.1

[週刊大衆06月25日号]

新背番号「35」のついたタンパベイ・レイズの真新しいユニフォームを身にまとい、メジャーリーガー・松井秀喜が帰ってきた。
そして、メジャー昇格初戦となった5月29日(現地時間=以下同)のホワイトソックス戦の第2打席で、ライトスタンドに122メートルの大ホームラン。
挨拶代わりの一発を放った松井は、3試合目のオリオールズ戦でも、元中日のチェンからライトスタンド上段に132メートルの特大2号を叩き込み、地元ファンのハートをガッチリ掴むことに成功した。
「特に2本目は、全盛期の松井を彷彿とさせる豪快なホームランでしたね。巨人時代の松井が東京ドームの天井にぶつけたり、ナゴヤドームの4階席に放り込んだりするシーンを何度も見てますが、あの高い弾道こそ、松井本来のバッティングなんです」(スポーツ紙ベテラン記者)

野球解説者の江本孟紀氏も、あの一発にゴジラ復活の兆しを感じたという。
「うまい具合に力が抜けた、実にきれいなフォームで打ってましたね。あれだけのホームランが打てるバッターは、メジャーにもそうはいない。いったいメジャーの球団は、どこを見てるんだといいたいね」

さらに続けて
「メジャー昇格前にマイナーで調整できたのが、結果的によかったんでしょう。もともと力はあるわけですから。松井自身、現役生活が終わりに近づいていることはわかっているだろうし、開き直りというか、達観した部分もあるのでは。それがプラスの面に出てくれば、野球人生の集大成にふさわしい結果を残すこともできるでしょうね」
長年、苦しんできたヒザの状態がいいことも、松井にとっては明るい材料だ。

「松井の恩師である長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督も"今シーズンの渡米前、松井はヒザの状態が近年になく、いいといっていた。必ずメジャーの舞台へ復活できるという確信があるんだろうね"と話してました。現に、レイズの本拠地、フロリダ州セントピータースバーグのトロピカーナ・フィールドは人工芝ですが、松井は難なく外野の守備をこなしてますからね」(スポーツ紙デスク)

守備につくことを重視する松井にとって、ヒザを気にせずに外野を守れることは大きい。
守備は打撃にも好影響を与えるからだ。
大リーグ研究家の福島良一氏は、こう話す。
「松井が打った2本のホームランは、ここ数年なかったような素晴らしい打球でした。アウトになった打席でも鋭い打球を飛ばしていたし、今年の仕上がり具合は、かなりいいと思います。昨年までの松井は、打席でじっくり投球を見るタイプでしたが、今年は積極的に打ちにいっている。事実、2本のホームランは、いずれも初球でした」
メジャー10年目を迎え、松井はさらなる進化を遂げようとしているのだ。
「オフの松井は、東京とニューヨークで骨盤トレーニングを行なっています。体重移動を最小限にして、骨盤を軸に、コマのように体を回転させるこのトレーニングによって、スイングスピードが増し、打球をより遠くに飛ばすことができるようになった」(前出・デスク)

だが、メジャーに昇格するまでの道のりは、決して平坦なものではなかった。
昨年オフ、アスレチックスと再契約せずにFAとなった松井だが、年が明けてもメジャー球団からのオファーはゼロ。
"無所属"のまま、2月に渡米した松井は、ニューヨークで自主トレを開始したが、スプリングキャンプが始まっても、所属球団は決まらなかった。

06月19日公開のvol.2に続く・・・。

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