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ビートたけしが提唱する「毒ガス老人対策」の代償 vol.01

[週刊大衆12月16日号]

天才・ビートたけしの毒ガスが止まらない!
「75歳以上の老人からは選挙権と被選挙権を取り上げろ!」
「老人は健康診断を受ける必要はない」

先月9日に発売された雑誌『新潮75どうする超高齢化社会!』の中で編集長を務めるたけしは、そんな発言を、これでもかと繰り出しているのだ。
「ほかにも、【生きていても迷惑だから、死にたい人に安楽死を認めろ。切腹も復活して、希望者には介錯人も用意するんだ】など、いつになく発言が過激なんです」(芸能記者)

確かに日本の高齢化問題は、原発問題や中国・韓国との外交問題に並んで政府が解決を急ぐべき大問題。
「すでに、いまの日本の人口の約4分の1が65歳以上の高齢者。このままいくと、2050年頃には人口の約半分が高齢者になり、若者1人が高齢者1人を養っていかないといけない時代が来てしまいます。政府は少子化問題への対策はもちろん、医療、介護、年金などの社会保障制度の改革を何より急がなければならないはずですが、いまひとつ議論が盛り上がってきていません」(全国紙社会部記者)

すでに、高齢者が高齢者の介護をせざるを得ない老老介護が社会問題となり、単身高齢者が人知れず死亡する孤独死も激増。
事態は待ったなしだ。
「たけしさんは、そんな状況に誰よりも危機感を抱いていて、自分が"毒ガス老人対策"を噴射することで問題意識が高まればとの思いがあるのでしょう」(前出・芸能記者) 

そう思って一つひとつを見ていくと、いずれも問題の本質を突いた、たけし一流の過激なギャグであることがよくわかる。

たとえば、冒頭の「75歳以上からの選挙権の没収」である。
「高齢者が増えれば、それだけ政治でも高齢者優遇の政策に傾く。たけしさんは、老人による老人のための"老人党"ができて、"65歳以上は働かなくてよく、国から毎月100万円支給"なんてことになると警告しています。それはさすがに大げさにしても、問題の根本は一緒です」(前同)

さらに、たけしは選挙権を取り上げたうえで、どうしても選挙に参加したければ、"一票10万円"で選挙権を買わせたらどうかと提案する。
「そうすれば、高齢者が貯め込んだおカネが市場に流れるし、国家財政も潤うだろうというわけです」(同)

"毒ガス老人対策"は、それだけではない。
「姥捨て山の復活」も目玉(!?)対策のひとつだ。
「姥捨て山では老人に農作業をやらせて、"お陀仏したら、肉骨粉にして肥料にしてしまう。自然に優しい農業だ"なんて言っていますが、老人をフルに使って農作物を作れれば、日本の農業の底上げも図れて、TPP対策になる……そうです」(夕刊紙記者)

これだけ聞くと、高齢者に対し、あまりにヒドい話に思われるが、真意は違う。
「ここでいう姥捨て山は、楢山節考のような暗く悲しい棄老伝説ではありません。たけしさんは過去にも姥捨て山のアイデアを出していますが、"楽しく死ねるように、エロDVDやバイアグラや覚醒剤をタダで配る。それで皆、笑いながら死んでいくんだ"といった調子ですから、老人にも優しい(笑)」(前同)

たけし流の遊び心の利いた老人対策は、まだある。
100歳以上の老人の死ぬ順番を当てていく「R100団塊老人ロト」を発売せよと言うのだ。
「シンゾウインパクト、オムカエキングみたいに競走馬みたいな名前をつけて、病気のデータを見ながら予想。過激そのものですが、これも"高齢者に社会との関わりを意識させる方法はいろいろあるぜ"ってことなんでしょう」(芸能記者)

12月13日公開のvol.02に続く・・・。

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