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メジャーリーグ 旬 NEWS from USA 11th メジャーでは常識の指標 vol.2

[週刊大衆07月16日号]

一方、投手の成績評価には、「WHIP」(Walksplus Hits per Inning Pitched)がある。

これは「投球回あたりの与四球・被安打数合計」で、1イニングあたり、何人の走者を出したかを表わす数値。
被安打数と与四球数を足して投球回数で割ることで求められる(与死球や失策、振り逃げなどによる出塁は数えない)。

防御率が、どれだけ得点を奪われたかという「結果」を表わすのに対し、WHIPは、どれだけ走者を許さなかったかという「投球内容」を表わし、走者が少なければ失点の可能性も低くなるため、投手の安定度を表わす。

一般に先発投手であれば1・00未満は球界を代表するエース、1・20未満がエース、1・40を上回ると問題とされるWHIP。

6月28日現在の日本人選手の最高は黒田博樹で、1・27(ア・リーグ19位)。
ダルビッシュは四球の多さから、1・38(同35位)の危険水域だ。
ちなみにメジャーリーグのシーズン記録は、ペドロ・マルチネスが00年にマークした0・74。

投手の成績の指標としては、「QS」(Quality Start)もある。
これは「良好な先発」という意味で先発投手が6イニング以上投げ、かつ自責点3点以内に抑えたときに記録される。

先発投手の安定感を表わす指標としてメジャーで一般的に使われ、全先発数におけるQSの比率(QS率)は、勝利数以上に投手の能力を表わすとされる。

勝利数は打線による援護や中継ぎ投手の成績などの要素にも左右されるため、先発投手の純粋な能力評価には適していないのだ。

このように、日本ではそれほどなじみのないいろいろな数値や評価で選手も見るのも、メジャーリーグのひとつの楽しみ方である。

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