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プロ野球界「カネと女とヤクザ」重大事件 暴露 vol.1

[週刊大衆07月23日号]

『週刊文春』がスクープした「原辰徳1億円女性スキャンダル」が、世間を騒がせているなか、球界の裏を知り尽くした3人の記者に、球界に巣食う「カネ・女・ヤクザ」について、大いに語ってもらった。


A 例の問題は、DeNAの中畑清監督や"8時半の男"として知られた故・宮田征典さんの名前まで飛び出して、いまだに底の知れない広がりを見せている。

B なにしろ、動いた金額がべらぼうだったからね。
しかも、もともと先方は"5億円"を吹っかけてきたという話まである。

A 今回の問題は、球界とヤクザの関わりという古くて新しい問題を、改めて浮き彫りにしたね。
もっとも、中畑監督の場合は、恩師である母校・駒澤大の太田誠監督(当時)に、元暴力団員を紹介されたといわれているから、断わり切れなかったのも仕方ないだろう。

C その筋との関係が深い大学や高校の監督なんて、昔からたくさんいるよ。
選手を獲得する際に、地元の有力者の力を借りることも多々あるからね。
でも、そうした場合、監督からの紹介という形で、選手本人も気がつかないうちに"黒い交際"に手を染めていたというケースも起こる。
中畑監督の件なんて、その典型例だよ。

A もともと、プロ野球は芸能界と同様、興行を通じてヤクザと関わりを持つケースは少なくなかった。
いまでこそ「暴力団排除」がうるさくいわれるようになり、どのチームも闇社会との関係に神経を尖らせるようになったけど、昔はもっと大らかだったよ。

C 選手のタニマチにも、その筋の人たちがかなりいたし、高級クラブで酒を酌み交わしたりするケースはしょっちゅう。
明らかにその筋とわかる人たちと、ゴルフコースを回る選手も、たくさんいた(笑)。

B そんななか、起こるべくして起こったのが「黒い霧事件」。
八百長を疑われた何人もの選手が「永久追放」処分を受けるなど、球界全体が大揺れに揺れた。

A でも、その事件のあとも、「球界浄化」は完全には行なわれなかったと思う。
長嶋さんが最初に監督をやっていた頃なんて、金バッジをつけたヤクザが、堂々と某球団のロッカールームに出入りしているのを目撃したことがあるもの(笑)。

B その状況が大きく様変わりしたキッカケは、92年に施行された暴対法。
これ以降、真剣に球界から暴力団を排除しようという流れが出てきた。

C 球団や選手会が、まず手をつけたのは、球場から暴力団関係者を排除するという方法。
チケットを転売する暴力団員を締め出し、暴力団の息がかかった応援団に対し、球場への出入りを禁止した。こうした努力によって、球場内の雰囲気は、かなりよくなった。

A 近年では、NPBの新人研修会でも、警察関係者を講師に、暴力団関係者が選手に近づいてくる手口や、脅されたときの対処方法などについて、細かく指導している。

B 球団の「身体検査」も、相当厳しくなっていて、"黒い交際"が噂されるOBは、どんなに有名であっても、監督に採用されないようになってきた。
日米で活躍した名投手Zや、名球界入りも果たし、コーチ経験もある巧打者Yが、毎年のように「監督候補」に名前が挙がりながら、それが実現する気配さえないのは、こうした身体検査にモロに引っかかってしまうから。

C でも、困るのは、本人たちが、そうした交際がよくないということを、まったく自覚していないこと。
監督をやる気満々なんだから、笑っちゃうよ。

A 甲子園を沸かせ、プロでも大活躍をしたスラッガーXやエースWが、なかなか監督になれないのも、彼らを監督に据えたら、マスコミに"黒い交際"を書き立てられる恐れがあるから、というのが球界の定説だしね。

B 古くは、すぐにでも監督になるといわれていた名投手Vが、監督になるどころか、フロントに飛ばされたり、他球団でコーチをやったりしたのも、副業のトラブル解決に暴力団員を雇ったという"黒い交際"が、問題になったからといわれている。

A それに関して、V本人は「(黒い交際は)まったく身に覚えがない」と否定しているし、数年後に監督になっているから、真偽のほどは定かではないけどね。

C 最近も、身体検査に引っかかって、名門球団の監督になれなかったといわれるUという人物がいる。
現役時代から人気者で、他球団での監督経験もあり、実績は申し分なし。
本人もその気だったんだけど、見事に立ち消えになった。

A 島田紳助の問題もあって、暴力団との交際に関する規準が、一気に厳しいものになったからね。
球団も暴力団との交際には敏感にならざるを得ない時期だったから、なおさらだ。

B いくら、選手や監督が反社会的勢力から距離を置こうとしても、彼らのほうにメリットがあるから、あの手この手を使って近づこうとする。
一度、弱みを握られたら、とことんしゃぶり尽くされるからね。
「ヤクザと何か起きたら必ず、すぐに球団に申告しろ」というのは、現在の球界における「危機管理」の鉄則だ。

C その意味では、今回報道された、原監督の取った方法は最低だった。
自分だけで解決しようとして、球団にはまったく報告せず、1億円もの現金を渡してしまったわけだからね。

B 原監督にとっては、それまで培ってきた"若大将"のイメージを覆しかねないスキャンダル。
しかも、監督に復帰した直後。
そんな時期に弱みを握られたのが致命的だった。

C 巨人は女性スキャンダルには厳しいからね。
二岡智宏が日本ハムへ放出されたのは、明らかに「懲罰トレード」だった。

A それより少し前になるけれど、00年の日本シリーズ前の巨人宮崎キャンプでは、主力野手Rが美人局にハメられ、1000万円を要求されるという事件に加え、控え野手Pが泥酔したあげく、女性への「強制わいせつ致傷」で逮捕されるという、不祥事のダブルパンチもあった。

07月17日公開のvol.2に続く・・・。

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