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吉田沙保里が誓った「金メダル・グラビア・タイガーマスク」vol.1

[週刊大衆07月30日号]

今月27日の27時30分(日本時間)に行なわれる、ロンドンオリンピック開会式。
その日本選手団の旗手として、晴れの舞台を迎えるのが、女子レスリング55キロ級の吉田沙保里(29)だ。

2004年のアテネ五輪、08年の北京五輪で金メダルを獲得。"絶対女王"として3連覇に挑む吉田が、本誌のインタビューに応えた!

――旗手として五輪に臨む気持ちはいかがですか?

「すごく嬉しいですね。4年に一度の最高の舞台、オリンピック大会で、日本選手団の先頭を歩けるのは気持ちがいいです。最高の笑顔で歩いて、頑張るぞ、という気持ちです。ユニバーシアードとかアジア大会では、やらせてもらったことあるんですよ。そんな感じかな、と思ってます。旗がけっこう重くて、7キロぐらいあるので、腕がつらないようにしないと。このロンドンでは、自分の持っているものをすべて出し切って、悔いのない戦いをしたいと思っています。皆さんからの期待を裏切らないためにも、自分は絶対に3連覇をするつもりです。とにかく、頑張ります。緊張はありますけど、早く戦いたい、という気持ちのほうが強いです」

長らく無敵状態だった吉田だが、5月27日のW杯で、ロシアのジョロボワに4年ぶりのまさかの敗戦。試合後はあまりのショックに、涙が止まらなかった。

――W杯の敗戦後、一番辛かったことはなんですか?

「負けてから、自分のスタイルを変えないといけないのかな、と迷ったり、うまく練習にも身が入らなかったりしたことが辛かったです。だけど、いまは順調にまた自分のレスリングスタイルを取り戻してきているので、大丈夫です。負けたことで強くなったかな、という気もしていますね」

吉田のこの12年間の戦績は、公式戦179戦177勝2敗と圧倒的。
4年前の北京五輪直前にも、同じくW杯で敗れたがしかし、本番の北京では見事に金メダルを獲得している。

「アテネは初めての五輪で、がむしゃらに絶対、金メダルが欲しい、という気持ちで戦いました。北京は、負けることの恐さを知って、だけど、それでも2連覇したいという気持ちで戦った大会。今回のロンドンは、負けもまた知りましたし、緊張もあります。一方で、皆さんからの期待に応えたい、そして3連覇をしたいという思いもある。日本の女子選手で3連覇した選手はいないので、自分が絶対したいな、と強く思います。このロンドンが一番厳しい戦いになるんじゃないか、という気持ちもあります。これが最後とはいいませんが、最後になるかもしれないし、絶対に勝ちたい、絶対、金メダルを獲る、という気持ちで戦いたいです」

アテネ五輪で優勝したあと、吉田はずっとタッさかえかずひとグを組んできた栄和人監督をマット上で肩車し、喜びを露わにした。
そして、2度目の北京五輪では、逆に吉田が栄監督に肩車された。

――今回のロンドンは?

「どうしましょう(笑)。全然、決めてないし、勝たないことにはできないですけど、お父さんがセコンドにつくと思うので、お父さんを肩車したいなという思いもあるし……監督もお父さんも両方したい、という気持ちもあります」

3歳から父・栄勝氏の指導の下、自宅の道場でレスリングを始めた吉田。現在も生家の道場では、小さい子供たちが汗を流している。
今年の1月3日には、栄監督と岩手県宮古市を訪れ、被災地の子供たちを直接指導するなど、子供には特別な思いがある。

「子供は好きですね。子供たちに試合を観てもらって、"自分たちも頑張りたい"とか、"吉田選手みたいになりたい"と思ってくれたら嬉しいので」

――子供のために戦うレスラーというと、『タイガーマスク』という存在があるんですが……。

「タイガーマスク、聞いたことあります!」

――吉田選手はまさに、子供のために戦う、という意味で、タイガーマスクだと思います。

「そうですね」

――レスリング日本代表のユニフォームも、虎が前面に描かれていますし。

「自分は気に入ってます」

――どのようなスタイルで試合に臨むか、決めているんですか?

「どんな髪型にするかとかは全然、決めてないです。髪が長いので、もう編み込みはできないと思うんですけどね」

07月28日公開のvol.2に続く・・・。

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