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なでしこジャパンロンドン五輪金メダルへの道 vol.2

[週刊大衆08月06日号]

だが、なでしこも五輪決勝では簡単に負けはしないだろう。長年、彼女たちを取材しているフリーアナウンサーの日々野真理氏は、惨敗した試合当時のチームの心理面を語る。

「あの試合は五輪メンバーの選考中だったため、自分のプレーをアピールする必要があり、勝つという目標に向け、チームが一枚岩になれていなかった面があったと思います。選手たちも試合後、"この段階で負けてよかった。自分たちがチャレンジャーであることが再認識できた"と話しているんです」

さらに、アメリカの手の内が、その試合で明確になったという点も大きい。

「ロングボール対策が最重要課題です。ロングボールを蹴らせないようにディフェンスを配置し、ボールの出どころを抑えていくことが重要です」(前出・大住氏)

これが徹底できれば、4失点を喫した守備の不安は解消できる。

五輪直前、千葉での合宿で、チームは練習を非公開にした。「欧米勢のパワーを感じることと、試合の相手を考えた戦略磨き」と、佐々木監督は話したが、前出・日々野氏は、こういう。

「私の印象では、非公開は、佐々木監督としては珍しいことです。当然、十分な対策が練られたはずです」

さらに、MF澤穂希とDF岩清水梓が、それぞれ病気や怪我から復帰したことも、次回の対戦では大きな上積みとなる。

「澤は大舞台で必ず得点する抜群の勝負強さがあるし、岩清水は守備の要。いるといないでは大違いです」(前出・スポーツ紙記者)

さらに現在、絶好調のFW大儀見(旧姓・永里)優季の存在も、対アメリカ戦で大きなプラス要素となる。

「彼女はいま、イタリアで活躍する日本代表・長友佑都選手と同じトレーナーの下でトレーニングに励み、身体にキレが出てきています。いまでは彼女がチームの攻撃の中心といえます」(前出・専門誌記者)

宿敵アメリカが直前試合で手の内を見せたことで講じられる万全の対策とチームの原点回帰、中心選手の復帰、そしてエースの急成長――つまり最強の敵・アメリカに対する"上積み"が3つ目の鉄板根拠なのだ。

決勝が行なわれるのは8月10日。金メダルを手にしたなでしこたちの姿が、早くもまぶたに浮かんでくるではないか!

07月30日公開のvol.3に続く・・・。

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