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なでしこジャパンロンドン五輪金メダルへの道 vol.3

[週刊大衆08月06日号]

正確無比なキックと冷戦沈着なゲームコントロールでチームを牽引する、なでしこのキャプテン・MF宮間あや(27)。

「彼女の父は読売クラブで活躍した元サッカー選手です。身体は決して大きくはない宮間ですが、父から受け継いだサッカーセンスで、世界の屈強な選手とも互角以上に渡り合っています」(専門誌記者)

彼女の類まれなセンスは、左右両足で正確に蹴れるというところにも見て取れるが、その裏には、バスケットをやっていた母の存在があったという。

「"バスケット選手なら両手どちらでもドリブルできるよ"といわれたのが悔しくて、両足で蹴れるよう練習したそうです」(前同)

宮間の正確なキックは、なでしこを窮地から何度も救ってきた。昨年のW杯グループリーグのニュージーランド戦では、相手に追いつかれた後、彼女のフリーキック一発で突き放した。

フリーアナウンサーの日々野真理氏は、「宮間選手はフリーキックについて、"みんなの思いを乗せて、責任を持って蹴っているだけです"と話します」

だが、この発言が表わすように、彼女の魅力は技術面だけではないのだ。

「W杯後、宮間は澤からキャプテンを引き継ぎました。澤の負担を減らす配慮と思われがちですが、宮間のリーダーシップに佐々木監督が目をつけ、抜擢したんです」(前出・専門誌記者)

彼女が持つ、チームをまとめる力。その象徴的なシーンが、昨年のW杯ドイツ大会中にあったという。前出の日々野氏が語る。

「グループリーグ最終戦イングランド戦に負けた後、チームの雰囲気は最悪でした。選手はもちろん取材陣まで下を向いていました」

しかし、宮間だけは違ったという。

「翌日の練習中、重苦しい空気のなか、急に"ワァァ~"、"ウォォ~"という大声が聞こえてきたんです。誰かと思って見ると、宮間選手と大野選手が楽しそうに騒いでいたんです。2人につられるように、選手たちの顔に笑顔が戻り、いつものなでしこの雰囲気に戻っていきました。宮間選手は"大野選手がやってくれましたね。まあ暗いのは、私たちらしくないかなと思いましたし"といっていました」(前同)

ムードが一新されたなでしこはその後、優勝まで突き進んだ。ロンドンでも、宮間がチーム躍進のキーパーソンとなるであろう。

07月31日公開のvol.4に続く・・・。

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