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どっちがすごい?ナベツネVS清武「炎のビンビン記者伝説」 vol.2

[週刊大衆08月06日号]

青森支局が「手放すのを嫌がった」(前出・関係者)ほどの敏腕ぶりだった清武氏は、85年、やっと念願の東京本社社会部に異動する。そこからの活躍は、当時を知る新聞記者の間では語り草となっている。

「警視庁捜査二課や国税庁を担当していた時代は、取材対象の幹部に対し、夜討ち朝駆けを繰り返して、ネタを獲ってくる典型的な事件記者でした。その彼の名を業界に広く知らしめたスクープが91年の『4大証券の損失補填問題』です。その後も、第一勧業銀行の総会屋への利益供与事件などスクープを連発。彼が社会部次長時に率いた遊軍事件班は『清武軍団』と呼ばれ、他社に恐れられていました」(読売新聞記者)

「軍団」とは恐れ入るが、決して周囲を威圧するような強面タイプではなかったという。東京タイムズの元記者で、清武氏とは約30年の交流がある高山住男氏が、こう当時を振り返る。

「彼と酒を飲んで、千葉県市川市の私の自宅付近まで、読売の記者取材用のハイヤーで送ってくれることになったんです。すると、近所に国税の幹部の自宅があるのを思い出した清武氏は、私をひとり車に残し、夜討ちに行ってしまったんです」

清武氏が再び車に戻ってきたのは、1時間後だったという。

「彼は酔っ払ってベロンベロン状態(笑)。家に上がり込んで幹部と酒を飲んだはいいが、すでに飲んでいたこともあって、先に酔って寝そうになり、追い出されたとか。車内で"失敗、失敗"ってボヤいてましたね」(前出・高山氏)

社会部記者時代の清武氏は、「曲がったことが嫌いで正義感が強く、綿密な取材をする」(前出・記者)と評される一方、取材に使うハイヤーの運転手にも丁寧な言葉遣いで、偉ぶるところはなかったという。

だが、将来の社会部長と目されるようになると、違う評価も聞こえてくるようになった様子だったとか。

「有能な記者は可愛がるが、それ以外の記者には平気で罵倒したりするので、ノイローゼになった女性記者もいました。あと、手柄を独り占めするところもありましたね」(読売新聞社会部記者)

やはり人間は出世街道を歩み、権力を手にすると、何かしら心境の変化が生まれるのだろうか。

ハムスターや小鳥を可愛がり、愛妻家の一面がありながら、熾烈な権力闘争を続けるナベツネ氏。

一方、強い正義感の裏側に、旺盛な上昇志向が見え隠れする清武さん。実は2人は"似た者同士"のような気もするのだが……。

政治ジャーナリストの渡辺正次郎氏はいう。

「"コップの中の嵐"の状態を続けていては、ますます巨人のファン離れが進むだけ。和解が一番です。しかし互いに意地の張り合いでしょうから、第三者の仲介が一番でしょう。ナベツネ氏相手で、ファンも納得するとなると、長嶋か王さんしかいないのでは」

やっぱり、ケンカは両成敗。最後には、お互い手を握ってくれることを、本誌は、心より願っています!

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