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2013年WBC「侍ジャパン最強メンバー28人」選出ウラ側 vol.1

[週刊大衆09月24日号]

土壇場でWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の参加を決めた日本プロ野球選手会。これで日本は来年3月、三たび「世界球界の頂点」を目指し、強豪国と戦うことが決まった。

すでに水面下では、代表監督の選定、そして「侍ジャパン」メンバーのピックアップが始まっている。
「監督候補で名前が挙がっているのは、前回WBCで優勝した原辰徳監督、2011年の日本一・秋山幸二監督、落合博満氏、山本浩二氏などなど。噂が飛び交っています」(スポーツ紙デスク)

招集選手の顔ぶれは、監督によって変わるが、「実際にプレーするのは選手。現在、日本野球のレベルは世界屈指といってもいい。強豪国相手とはいえ、3連覇は十分に狙えます」(前同)

WBCの出場選手枠は28人。前大会での侍ジャパンは投手13人、捕手3人、内野手6人、外野手6人という陣容だった。第3回も同様の選手構成になることが予想される。

まずは投手だ。WBCでは、投手の登板間隔、球数制限などの特別ルールが設けられ、先発投手が長い回数を投げることが難しくなる。また、今季の日本球界では、各チームの守護神に故障や不振が目立った。これらの事情を考慮すると、先発の投手を多めに選出し、ケースバイケースで、中継ぎ、抑えに回すという戦略が考えられる。

予想される投手陣13人のうち、世界に誇れる日の丸エースといえば、やはりダルビッシュ有と黒田博樹のメジャー組だろう。
「ダルが所属するレンジャーズのワシントン監督も"WBCへ出場することを容認する。母国のために投げたいというのを止められない"と発言しています」(専門誌記者)

しかし、大リーグ評論家の福島良一氏は、投手に関しては出場させない球団も多いのでは、と見る。
「黒田については、ヤンキースのキャッシュマンGMが投手のWBCへの参加を否定していることもあり、ほぼ出場は不可能と思われます。ダルビッシュについも、監督の発言はあくまで私見。最終的にはダニエルズGMが決めることです」

現時点では、ダルビッシュはともかく、黒田の出場はかなり厳しい!?

しかし、日本の投手陣の層は厚い。06年の第1回WBCで日本代表のコーチを務めた野球評論家の武田一浩氏も、太鼓判を押す。
「たとえダルビッシュや黒田が出られなくても、杉内(俊哉)やマエケン(前田健太)がいるから心配ありません。日本でタイトルを争うようなピッチャーなら、世界でも通用しますよ」

武田氏によれば、WBCでは「一発勝負ゆえ、きっちりした慎重なタイプ」の投手のほうが、抑える率が高いという。
「面白いのは牧田(和久)。向こうに下手投げの投手はあまりいないし、140キロの球は、体感で150キロぐらいに感じます。外国人には打てないでしょう。先発でもリリーフでも使える存在です」(前同)

問題は抑え投手だ。阪神の守護神・藤川球児が今季はやや不調のうえ、来季のメジャー移籍が確実視されており、「所属先が決まっていれば、キャンプを重視して、WBCには出ない可能性が高い」(福島氏)と考えられるのだ。
その場合、攝津正、涌井秀章、山口鉄也あたりが候補となるが、一部には、こんな仰天プランも。
「マーくん(田中将大)を、抑えに回せばいい。彼の肩の強さ、度胸はストッパー向きだよ」(NPB関係者)

正捕手は阿部慎之助。バックアップは谷繁元信。
「あとは西武の炭谷銀仁朗か、ソフトバンクの細川亨が候補です」(前同)

内野陣は一塁に中村剛也を置く。
「日本の4番を背負うのはやはり彼でしょう。長打力が最大の魅力なのはもちろんですが、50メートル6秒3という意外な俊足など、身体能力もずば抜けています」(前出・専門誌記者)

09月18日公開のvol.2に続く・・・。

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