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メジャーリーグ 旬 NEWS from USA 20th 松坂が再契約する可能性は? vol.1

[週刊大衆09月24日号]

メジャーリーグに大きな衝撃を与えた、名門・レッドソックスの大トレード。
今季、不振に喘ぐレ軍は、年俸トップ3である主砲のエイドリアン・ゴンザレス一塁手(30)、切り込み隊長のカール・クロフォード外野手(31)、右腕エースのジョシュ・ベケット投手(32)とニック・プント内野手(34)の4選手をトレードでドジャースに放出したと、8月26日(日本時間)に発表したのだ。4選手と金銭を得たド軍からは、ジェームズ・ロニー内野手(28)ら計5選手がレ軍へ移った。

7年契約でまだ1年目のゴンザレス、7年契約2年目のクロフォード(24日に左ヒジの手術を受け今季絶望)、そして、エースのベケットを放出することによって、レ軍は来季以降の契約総額計2億6250万ドル(約210億円)をカットできる。総年俸138億円とメジャー3位の金満球団が、抜本的な改革プランに着手したのだ。

例年なら、プレーオフに向けて選手を補強する「勝ち組」だったはずのレ軍だが、今年は借金生活でワイルドカード争いも厳しい状況。来季以降に向けての戦力刷新のため、大ナタが振るわれた格好だ。

しかし、その裏にはボビー・バレンタイン監督と選手との間の軋轢がある。バレンタインの歯に衣着せぬ言動が様々なトラブルを招き、選手と険悪な仲となったあげく、野手のリーダー格だったケビン・ユーキリス(33)が6月にホワイトソックスへトレードされた。

最近でも、複数の選手が「監督と一緒にプレーしたくない」とオーナーに直訴したことが明るみに出た。ド軍へトレードされた4人も反バレンタイン派といわれ、フロントが監督の支持を打ち出し、反勢力の一掃を図ったと思われる。

こうした状況下で、8月28日に松坂大輔(31)の登板機会が巡ってきた。
昨年6月の右ヒジ靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)から、今年6月にメジャー復帰。しかし、その後、5試合で0勝3敗、防御率6・65。結果を残せないうちに、7月に首から肩にかけての右増帽筋を痛め、再び故障者リスト入り。

今回、ベケットの移籍で再昇格し、チャンスを得たわけだ。そして、松坂は結果を出した。7回5安打1失点(自責0)、6奪三振2四球の力投を見せたのだ。
躍動感溢れるフォームが戻り、全101球のうち、ストライクが71球。中継アナも「ピンポイントの制球力」と絶賛した。6回2死一、三塁のピンチでは、捕手のサインに首を振り、この日最速の94マイル(約151キロ)の速球で空振り三振を奪っている。
勝負どころでの"ギアチェンジ"は、怪物の復活を感じさせた。

今季の遅すぎる初勝利は、昨年5月9日以来、実に477日ぶりの白星で、日本人投手4人目のメジャー通算50勝目となった。
最初の2年で33勝した松坂だが、3年目からは毎年、故障者リスト入りするなど苦難の連続。50勝到達ではメジャー移籍が1年遅い黒田博樹に抜かれ、奪三振数で、やっと大家友和を追い抜いた。
「時間がかかってしまった。もっと早く通過すべき数字だと思っていた」とは、正直な実感だろう。

09月21日公開のvol.2に続く・・・。

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