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三浦カズ歳45「不屈のゴッドファーザー伝説30年」 vol.2

[週刊大衆10月15日号]

だが、一番の伝説は、"45歳にして現役Jリーガー"であることだ。長くても35歳前後で引退するプロサッカー選手が多いなかで、45歳まで現役を続ける選手は、日本はむろん世界にも希有といえる。
「カズさんがここまでやれたのは、誰よりもサッカーが好きで、そのサッカーを長くやり続けたいという強い思いと、体を維持する日々の努力があったからです」(前出・専門誌記者)

ランニングするときはいつも先頭を走り、練習終了後も居残り練習をする。この練習熱心さはよく知られたところだが、35歳を過ぎた頃から徹底した食事管理をしている。
「試合前には炭水化物しか食べない。ミートソースパスタの場合、わざわざミートソースを取り除く。鉄分が不足していると、レバーだけを食べに、店に1週間通い続けるといった具合。体重の管理は、グラムの単位だといいます」(前同)

社会評論家の小沢遼子さんは、カズのこうした姿勢についていう。
「自分の好きな道を、肉体が衰えてもできる限り前へ進んでいくという姿勢に、共感して目標にしようというファンが大勢いるのはよくわかります。私も拍手で応援しています」

"カズの一番の凄さ"について、戸塚氏は、こう話してくれた。
「リスクを恐れないこと。今回のことでも、大変なリスクがあると思うんです。チームが惨敗すれば当然、カズさんが叩かれるし、勝負がかかった試合でゴールを外せば大戦犯になる。いま、周囲はカズさんが現役を続けていることに満足感を感じていると思うんです。だから、挑戦する必要なんてない。なのに、彼はリスクのある"冒険"を望むんですよね」

カズが心酔する映画『ゴッドファーザー』。"ゴッドファーザー"のヴィトー・コルレオーネは、祖国を追われ、一人アメリカの地で、「家族を守り、友を信じる」という信念を貫き、やがて"伝説"になっていく。

いくつになっても信念を貫き、挑戦し続ける不屈の男・カズは、もはや日本サッカー界の"ゴッドファーザー"であるといっても過言ではないのかもしれない。

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