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メジャーリーグ 旬 NEWS from USA 24th優勝リングを2つ持つ男は? vol.1

[週刊大衆10月15日号]

ダルビッシュ有(26)と上原浩治(37)が所属するレンジャーズ、イチロー(38)と黒田博樹(37)が所属するヤンキースが、プレーオフ進出を決めた。レンジャーズは3年連続、ヤンキースは4年連続の進出となった。

ダルビッシュは10月1日(現地時間)、エンゼルスとのダブルヘッダー第1試合に先発し、6回3分の2を投げ、9安打3失点で勝利投手の権利を得て降板。しかし、抑えのネーサンが勝利まであと1死で逆転を許し、17勝目を逃した。

首痛で前回の登板を回避し、中9日と登板間隔が空いたブランクを感じさせないダルの117球の力投は評価でき、「自分なりに試合は作れた」と納得の表情を浮かべた。

これでダルのレギュラーシーズンの登板は終了し、16勝9敗、防御率3・90、191回3分の1を投げ、221奪三振。メジャー1年目の成績としては胸を張ってプレーオフへ突入できるものだ。

一方、ヤンキースの黒田も負けていない。9月29日のブルージェイズ戦に先発し、5回3分の1を2失点。毎回の10安打を浴びながらも味方の好守と援護に助けられ、自己最多を更新する15勝(11敗)をマーク、日本人投手の大リーグ通算600勝を達成した。また、32試合、投球回212回3分の2は、日米16年目で、いずれも自己最多タイの数字となった。

これこそ、1年間ローテーションを守ってきた証拠で、「ケガなく投げてこられたことが大きい」と、黒田はヤ軍のエースの風格を漂わせ、プレーオフへ臨む。

実は、日本人選手は思った以上にポストシーズン(プレーオフ)で活躍している。ちなみにワールドチャンピオンリングを獲得した日本人選手を挙げてみると、以下のようになる。

98年、ヤンキースに所属していた伊良部秀輝(故人)が獲得したのが初めてで、伊良部は翌99年にも獲得している。

05年にはホワイトソックスの井口資仁(現千葉ロッテ)、高津臣吾、06年にはカージナルスの田口壮、07年にはレッドソックス所属の松坂大輔、岡島秀樹(現ソフトバンク)、08年には、また田口が、今度はフィリーズで2個目となるチャンピオンリングを獲得した。

そして、09年、ヤンキースの松井秀喜だ。

これを見ただけでも、サムライメジャーリーガーたちが、すでにひとつの勢力となっている、といってもいいだろう。なかでも、伊良部と田口が2個もチャンピオンリングを獲得しているのは、評価に値する。

ただ、伊良部は両年ともにワールドシリーズに出場しておらず、田口の偉大さがよくわかる。田口はカージナルス時代の04年と06年、フィリーズ時代の08年と3度、ワールドシリーズに出場。

特に06年はメッツとのリーグチャンピオンシップシリーズで2本塁打を放ち、タイガースとのワールドシリーズ最終戦で"世界一の瞬間"にグラウンドに立っていた初の日本人選手となった。

そのときの様子を「まるで、映画のワンシーンのようだった」と本人は振り返る。すべての野球人の憧れを体験できた喜びは、やはり「夢心地」だったのだ。

10月18日公開のvol.2に続く・・・。

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