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安倍とオバマと朴槿恵「愛と裏切りのドロ沼三角関係」 vol.03

[週刊大衆03月17日号]

(前回の続き)だが、尹外相はケリー長官の目の前で、「日本の指導者らの(歴史問題に関する)修正主義的な発言が繰り返されれば、信頼は損なわれる。歴史を直視すべきだ」と、要請を完全無視。
米国の凋落と同時に、極東の不安定さを改めて晒すだけに終わってしまったのだ。

「朴大統領の支持層は、日本に対して複雑な感情を抱えている中高年層が主流。朴大統領は父・朴正熙元大統領(故人)が親日派だったため、韓国世論から糾弾されてきたこともあり、二度と父の轍は踏まぬとの強い決意を抱いています」(前出・井野氏)

そのため、今後も反日という刀を下ろしそうにないという。
「朴大統領は、安倍首相と同様、"戦後外交の総決算"を政権公約に挙げ、なかでも"対日関係における未決着問題の解決"は断固として行う姿勢です」(井野氏)

その結果、安倍政権だけでなく日本国民も、韓国に「NO」を突きつけ始めたのだ。
2月24日に日経新聞が報じた世論調査では、〈日本が譲歩するくらいなら、日韓首脳会談は急ぐ必要はない〉の意見が57%で、〈早く開くためには日本が譲歩することもやむを得ない〉の30%を2倍近くも上回った。
「この結果が表すように、日韓関係の改善はほぼ不可能。それでもオバマ大統領は、日米韓の連携強化構築の必要に迫られています。そうでなければ、アジア回帰作戦はもちろん、今秋の米国の中間選挙を乗り切れませんから」(前出・国際政治学者)

今や、解くことが不可能なまでに複雑に入り組んでしまった、愛と裏切りの極東"三角関係"外交。はたして、オバマ大統領はどのような形で、春の日韓訪問を迎えるのだろうか――。

03月13日公開のvol.04に続く・・・。

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