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原辰徳督監は日本一になれない!巨人軍7つの爆弾 vol.1

[週刊大衆10月29日号]

「シーズン序盤こそ苦しみましたが、終わってみれば、積み上げた貯金は43。まさに圧倒的な成績でした」(スポーツ紙デスク)

2012年のペナントレースは、原辰徳監督(54)率いる巨人が2位の中日に10ゲームもの差をつけ、セ・リーグ優勝を果たした。個人成績も、阿部慎之助(33)が首位打者と打点王の二冠。最多安打は長野久義(27)と坂本勇人(23)が同数で1位。さらに、最多勝が内海哲也(30)、最多奪三振が杉内俊哉(31)、山口鉄也(28)がホールド王と、6人ものタイトルホルダーを輩出している。

しかし、"この勢いで日本一まで一気に――"という青写真は、残念ながら実現しそうもない。見かけはシミひとつないのに中が腐ったリンゴのように、巨人軍にもチームをフッ飛ばしかねない爆弾が数多く眠っているのだ。

まず注意すべきは、巨人の独走が見せかけにすぎない、という事実だ。
「86勝43敗15分という成績ですが、貯金の多くは、DeNA(17勝4敗)や阪神(15勝5敗)といった特定のチームから。交流戦でも17勝7敗と勝ち星を荒稼ぎしたが、その多くはパの下位チームからのものでした」(テレビ局関係者)

実際、中日、ヤクルトに対しては、それぞれ11勝10敗、11勝9敗と勝ち越したものの、苦戦を強いられた。
「シーズン途中までは負けが先行していて、特にヤクルトへの苦手意識はありあり。神宮球場では負け越してます」(専門誌記者)

具体的な不安材料も少なくない。その最たるものが、内海、杉内の両エースがシーズン終盤に失速してしまったこと。

野球評論家の愛甲猛氏もこう懸念する。
「内海は前半に比べると調子を落としています。配球の妙と打者のタイミングを外す技術に長けていますが、現状では腕の振りで速い球か遅い球かが見極めやすく、タイミングを合わされやすい」

内海にもまして心配なのが杉内。8月22日に左肩の違和感で登録抹消され、9月7日に復帰したものの、以降、本来のピッチングは一度も披露していない。
「いままで真っすぐで空振りが取れていたのに、取れなくなっています。真っすぐで勝負できないから、チェンジアップなどの変化球に頼って勝負する。それがことごとく裏目に出るという悪循環です」(前同)

両エースが頼りにならないとなれば、昨年の新人王・澤村拓一あたりがカバーするしかないが、野球評論家の黒江透修氏は、それも難しいと見る。
「澤村は頑張ってくれれば儲けものですね。力はあるが、配球プランがない。まともに勝負して甘いところへいってしまう。立ち上がりがよくても突然、崩れるので、短期決戦では恐い」

最大7試合の日本シリーズでは、先発は4人で回すのが球界の常識。そのうち3人が本調子でなければ、原監督のプランは根底から覆ってしまうことになる……。

投手陣ばかりではない。今年の巨人を牽引した坂本、長野の若手コンビにも不安の影が……。ズバリ、若さゆえの経験不足だ。
「1番の長野と3番の坂本が好調だったから、4番の阿部が両リーグでただ一人100打点を挙げることができた。しかし、CSや日本シリーズのような短期決戦では、彼らのモロさが露呈するような気がします」(前出・デスク)

前出の黒江氏は、「2人とも乗っていくタイプなので、最初に打てば活躍します」と予測する。しかし、裏を返せば、長野も坂本も早打ちタイプだけに、最初に打てなければ蟻地獄にハマる。問題点を修正できないままに、短期決戦が終わる、ということも十分に考えられるのだ。

首位打者、打点王、塁打、得点圏打率、出塁率、長打率の打撃6部門を制した阿部慎之助が、巨人の軸であるのは間違いない。しかし、ここに大きな落とし穴がある。阿部への依存度が高くなりすぎ、万が一のことがあった場合に、チームがガタガタになってしまいかねないのだ。
「阿部は守備、打撃両面で欠かせない。本人もマークされることを覚悟しているようです」(黒江氏)

そうした絶対的存在に対しては、「ビーンボールすれすれの投球など、えげつない方法も考えられる。星野監督だったらブツけます(笑)。また、捕手というポジション自体にケガが多く、阿部も脚など複数の箇所に故障を抱えている。離脱するなどという事態になれば、巨人はまったく別のチームになる」(球界関係者)

10月23日公開のvol.2に続く・・・。

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