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スマホ馬鹿VSガラケー原始人「どっちが恥ずかしい?」大論争 vol.02

[週刊大衆03月17日号]

オヤジ世代にデジタル機器はよくわからん。若者達は中毒状態だが、所詮は電話。通話とメールで十分だろ!

(前回の続き)こうしてガラケーが反撃に出た格好だが、その背景には、もっと深刻な問題もあるという。

路上などでスマホの画面を食い入るように見つめていた結果、通行人とぶつかったり、事故が起きるなど、いわゆる「歩きスマホ」「ながらスマホ」と呼ばれる社会現象が年々増えている。

国交省によると、「ながらスマホ」で駅のホームから転落した事故は10年度に11件、11年度に18件も起きているというから驚きだ。
「昨年、都内で確認された"ながらスマホ"による事故は36件。板橋区ではスマホに没頭し踏切内に侵入、47歳の男性が電車にはねられ死亡する事故も発生しています。事故の8割が、通話ではなく"画面の操作中"に起こっているのが特徴」(全国紙国交省担当記者)

愛知工科大学の小塚一宏教授(交通工学)の実験結果には驚くべきデータも。
名古屋市内の交差点で行われた実験では、道路を渡る際、〈手ぶら〉〈スマホで会話中〉〈スマホでツイッター中〉の3パターンで学生に視線計測装置を付けて比較すると、ツイッター中は「"極端"に視野が狭くなる。音にも鈍感になる」との結果が出ているのだ。

さらには、ツイッターをはじめとするスマホのSNS機能はコミュニケーション能力の低下などを招くのでは、との懸念もある。

産業機械部品製造の岩田製作所(岐阜県関市)では、昨年7月から、私用携帯電話でスマホを使わない社員に対し、毎月5000円の奨励金を出すというユニークな対策を打ち出した。
「昼休みなど各社員が下を向いてスマホをいじり、社員同士の会話も減っている光景に、社長が危機感を抱いてのことです」と、岩田伸総務部長は導入の動機について語る。

開始当初、奨励金受給者は全社員90人のうち20名だったが、この2月の見直しで36人に増えたという。
「人と話す。本を読む。物思いにふける。そんなアナログ的時間と空間が増えれば想像力、表現力、他人を慮る力がつく。10年もしたら相当に差が出て、企業としての競争力がつく。そんな社長の思いがあって、導入を決断しました」(前同)

便利で高機能な最先端のスマホがいいのか、安くて使いやすいガラケーがいいのか、結論はなかなか出ない。

この大論争について、携帯電話を持ったことがない競馬評論家の井崎脩五郎氏が次のように語る。
「携帯がなくて困ったことがないというところを見ると、我々って案外、急用なんてないんだよね」

なるほど、携帯に縛られない生活が理想的かも!?

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