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反日中国で声高に叫ばれる不気味「ニッポン讃歌」の正体 vol.01

[週刊大衆03月17日号]

尖閣問題と、それに続く反日暴動、そして安倍晋三首相の靖国参拝……。
わが日本と中国の関係は、日々、悪化の一途をたどっているように見える。
しかし、ここにきて、中国側から不気味な"ニッポン賛歌"が発信され始めているのだ。

その好例が、ソチ五輪フィギュア女子6位に終わった浅田真央(23)を巡るもの。
〈あの夜、どれだけの人が彼女とともに涙を流したことか……。フリーの演技は集大成で完璧だった。試合後には全世界の浅田真央ファンが泣いた〉……ここまでクサイ原稿は、日本の新聞でもなかなか書けないが、これを報じたのは、なんと中国メディアの『中国網』。

中国版ツイッター・微博で「浅田真央」が検索語ランキング1位に躍り出て、〈美しい時代をもたらしてくれてありがとう〉〈努力し続ける精神はすばらしく、自分たち中国人が学ぶべき姿だ〉といった絶賛の書き込みも殺到している。

金メダルを獲得した羽生結弦(19)も同様で、前出の中国網は、実力とカッコよさを兼ね備えた"男神"として紹介。
中国中央テレビでは通訳なしでの羽生の英語インタビューを放送したが、彼は途中で言葉に詰まってしまった。
すると間もなく、大手サイト『百度』に、〈萌える〉〈英語が苦手なところがまた可愛い〉といった応援コメントが連発。
「萌弟弟」(萌え系の弟)というあだ名まで賜っているのだ。

それにしても、ヤラセかと疑いたくなる中国メディアの豹変は、いったい、どういうことなのか?
駐日の中国人記者によれば、「中国が安倍外交に怯えているという見方があります。4月にはオバマ来日も予定されていますが、安倍政権は日ロのパイプライン建設計画を話し合うなど、プーチンと蜜月状態にある。米ロを安倍政権は秤にかけているわけですが、その目的は中国包囲網。ロシアと中国は歴史的に不仲で、日ロ双方が強固な関係になると、中国は孤立することになります」
その孤立から逃れようと、中国は親日路線に変更したと言われているのだ。

「損得勘定に敏感な中国ですから、その可能性は高いですね」(外務省関係者)

しかし、損得勘定ではない感情面でも、親日的な政治発言も多くなっている。
中国のネット上での、〈もし私が日本人なら安倍総理を支持する。彼を見てみろ。うちの無能指導者とはぜんぜん違うのだ。習近平は何もしていない。中国にも安倍のような強いリーダーが欲しい〉との発言は、〈よく言った〉という称賛を集めている。

「中国人が尊敬するのは強い人間。交渉で譲歩しても、軽蔑されるだけです。決裂覚悟の喧嘩腰で交渉することで、中国人はこちらを敬意の目で見るようになる。その意味で、安倍総理を中国の一部の人がベタ褒めするのも理解できますね」(映像制作会社の中国人スタッフ)

小泉純一郎元首相も、「実は中国の若者の間で、小泉元首相はかなり人気があるんですよ。中国の無謀な恫喝にも屈しなかった英雄ですから」(前同)
と、むしろ尊敬されているというのだ。

03月17日公開のvol.02に続く・・・。

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