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知将 野村と名将 落合「WBCの結末を予言していた!」 vol.2

[週刊大衆4月1日号]

野村氏のことをよく知る野球解説者の江本孟紀氏はこういう。
「要するに、ノムさんはWBCの監督がやりたいのに、声がかからないからボヤくんですよ(笑)。でも、WBCは読売の事業だからね。読売の息がかかっていないノムさんが監督になれないのは仕方がない。それでもネチネチいっているのは本人も半分、面白がっているからでしょうね」

一貫して山本監督に否定的な野村氏に対して、落合氏はどうか。
以前の講演会では、「山本浩二さんはいいと思う。ソフトバンク会長の王さん、巨人軍終身名誉監督の長嶋さんに続いて、広島の球団取締役を務めた浩二さんが日本代表監督になれば、12球団が協力しやすいだろう」といっていたが、能力よりも「協力しやすいから」監督でいいとは、誉めているんだか、けなしているんだか……。

その山本監督。決勝ラウンド進出を決めたあたりから、世間の評判もじわじわ上がってきている。
「山本監督は細かいことをゴチャゴチャいわず、選手を信頼して伸び伸びプレーさせる監督です。親分肌の監督を"男"にしてやろうと、キャプテンの阿部慎之助以下、選手も意気に感じていたことは確かです」(スポーツ紙記者)

台湾戦で、9回表2死から鳥谷敬に二盗させて同点につなげた采配は、勝負師・山本浩二の面目躍如。野村氏も落合氏も、山本監督が持っている男気と強運は想定外だったのかもしれない。

実際にプレーする侍ジャパンの選手について、2人はどう思っているのだろうか?

選手たちに対しても、容赦なくボヤきまくっているのが野村氏。初戦のブラジル戦に先発しながら、わずか23球で降板。WBCの序盤はピリッとしなかった田中将大投手について、「最低じゃん!」と一刀両断してから、「あいつは、いつも春先は調子が悪いんだよ。自分だったら、マー君を第1戦には先発させない。ブルペン見たら、わかるやろ」と、楽天時代の愛弟子の起用法に苦言を呈する一幕もあった。

また、侍ジャパンの大黒柱の阿部についても野村氏は、「阿部は打撃に関しては天才的だが、捕手としては、いまひとつ物足りない。巨人の投手は優秀なので目立たないが、彼のリードには1球、1球に根拠が乏しいように思います」

その指摘どおり、捕手の重圧から解放され、DHで出場した12日のオランダ戦で、阿部は1イニング2ホーマーの大爆発。野村氏も、ただなんとなくボヤいているだけではなく、ちゃんと選手の特徴を見抜いているのだ。

野球評論家の黒江透修氏は次のようにいう。
「(阿部については)"自分なら"という気持ちがあるんでしょうね。ストレートに見せて変化球とか、変化球と見せて速い球が必要だという指摘は、野村さんらしいですね」

3月27日公開のvol.3に続く・・・。

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