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孤高のマラソン王 川内優輝を直撃!「カネと女と五輪」初告白 vol.2

[週刊大衆3月25日号]

――勤務は忙しいですか?

「先週から高校入試で、朝から夜まで時間外勤務してました。だから、東京マラソンも回避してね。睡眠不足じゃ、記録も出ないし」

記者が先日、空振りしたのは、そんな理由だった。日々の仕事をフルタイムでこなしながらの練習は、やはり楽ではない。

――そんな川内選手がトップランナーになれたのは、どうしてでしょう?

「僕としては学習院大学の陸上部に入ってからの練習がよかったんです。合同練習は週に2日だけで、ほかは自主練習で休みだった。そのおかげで、高校時代からの体の故障が治ったんですよ。以降、現在までは故障知らずですから」

――高校時代の故障とは。

「高校2年から3年にかけて一番ひどかった。膝をやって、腰も痛くなって……。鍼治療も整体も試したたけど、ダメなんです。練習を止めると、ちょっとよくなるけど、また走ると悪くするという繰り返しで、要するにオーバーワークでしたね」

――思い切って練習を休んだほうがいい、と。

「そう。僕が走る距離はいま、月間600キロを下回る。実業団は1000キロ近く走るし、しかも駅伝のためにスピード練習して、負荷をかけるでしょ。あれは体を壊します。練習は少ないくらいがいいと思うんです」

――川内選手の同年代には、五輪出場組の佐藤悠基(東海大~日清食品)や、竹澤健介(早大~エスビー)らのスター選手がいます。彼らを向こうに回し、川内選手も関東学連選抜で二度、箱根駅伝に出場していますが、そのチームの廃止が取り沙汰されています。

「駅伝の弱小校出身の僕としては、学連選抜があったからこそ、モチベーションが保てた。それが廃止になるのは後輩の芽を摘んでしまうと、気がかりです。存続運動をやっているところなんですが……」

――答えにくい質問かもしれませんが、現在、好きな女性はいないんですか。

「いませんねえ。いまの生活は仕事と練習だけだし。本当は一緒に走ってくれる彼女がいたら、いいと思うんですけどねえ(笑)」

――合コンとかは?

「お酒がダメなんです。あんなカロリーが高いもの、飲みたくないですよ。長距離ランナーって、食事制限するわりに、お酒はOKなんですね。不思議ですよ」

――大会は招待レースが多いんですか。

「ええ、いまは海外からも招待されます。でも、公務員なので、出場料やスポンサー料は受け取るわけにいかないんですよ。賞金はOKなんですけどね。2年前に東京マラソンで3位の賞金100万円をいただいたときは、本当に助かりました。それまで貯金を切り崩して、あちこち参加していましたから」

――将来の目標は?

「年齢的には、3年後のリオ五輪のときに29歳になっています。選手としてはピークになりますね。公務員を続けながら、市民ランナーとして記録を伸ばしたいです」

電車が駅に着くと、「それじゃ、また」と会釈して、ホームを爽やかに走り抜けていった川内選手。困難に負けず、リオを目指せ!

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