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WBC侍ジャパン「宿敵韓国撃破シナリオ」 vol.2

[週刊大衆3月18日号]

打線に話を移すと、中心は金泰均、李大浩、李承燁という、日本球界にもなじみが深い3人の大砲だ。
「実は、この3人が同じ国際大会で"揃い踏み"するのは、今回が初めてなんです。WBC第1回大会には李大浩は出ていませんし、北京五輪では金泰均が不出場、WBC第2回大会には李承燁が出場していないんです」(前出・木村氏)

意外とも思える事実だが、この3人はポジション(一塁)がかぶってしまうという事情があったのだ。
「今大会では、とにかく3人を揃えることに主眼が置かれたんだと思います。実際、3人とも調子がいいので、流れの中で、誰を一塁、DHで使い、誰を代打の切り札にするかが決まっていくと思います」(前同)

すでに柳仲逸監督は、李承燁、金泰均、李大浩のうち、一人はベンチスタートだと明言している。
「おそらく李承燁が3番・一塁、李大浩が4番・DHでしょうね」(室井氏)

2月中旬に、韓国代表の練習を実際に取材した木村氏によれば、「早い段階から実戦的な練習をしており、内野の細かい守備練習にも、かなりの時間をかけていました。丁寧な野球をしようとしているな、と感じました」

侍ジャパンにしてみれば、韓国代表が、これまでのように粗削りなチームだと、決めてかからないことが肝要だろう。

それでは、今回の日韓戦は、いったい、どのような展開になるのだろうか?
「柳仲逸監督は"1年を戦うシーズンと違い、短期決戦はワンチャンスをものにするしかない"と見ています。日本との対決は、ピッチャー中心の守りの戦いになるでしょう」(室井氏)

ただ、そういう展開は、日本にとっても望むところだ。「緻密な野球」では、日本に一日の長があるからだ。鍵を握るのは先制点。日本の攻撃陣が韓国の先発投手から先制点を奪い、"先行逃げ切り"でいきたい。となれば、最大のポイントは、日本の投手陣が韓国の打者を、いかに抑え込むかにかかっている。
「昨季のデータを見ると、李大浩に対して、牧田和久は20打数6安打、攝津正は9打数3安打、森福允彦は4打数2安打、澤村拓一に至っては3打数3安打とカモにされています。11年ですが、李承燁は、牧田に7打数3安打、涌井秀章に10打数4安打と、この2人には相性がいい。となると、李大浩に対して11打数2安打、李承燁は11打数0安打(11年)と完璧に抑え込み、金泰均にも1安打も打たれていない(10年)田中将大が、やはり最も頼りになりますね」(スポーツ紙記者)

あるいは、彼らとの対戦がほとんどなかった左腕の能見篤史も、鋭く落ちるフォークは、パワフルなスイングをしてくる韓国打線には非常に有効だろう。

韓国に相性のいい投手を中心にした"守りの野球"を、日本が普段どおりに展開できれば、"宿敵"韓国を一蹴し、必ずや決勝ラウンドに進出してくれることだろう!

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