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鉄人 金本知憲「巨額詐欺事件の真相」「週刊誌報道のウソ」 vol.1

[週刊大衆3月18日号]

昨年10月、輝かしい記録と、色鮮やかな記憶を残して引退した、"球界のアニキ"こと金本知憲氏(44)。

広島で11年、阪神で10年のプロ生活21年は実に華やかなものだった。
「ギネス記録になった1492試合連続フルイニング出場をはじめ、通算2539安打は歴代7位、476本塁打は同10位と球史に残る記録に加え、"アニキ"の愛称でもわかる、頼りがいがある反面、親しみやすいキャラもファンに愛されました」(スポーツ紙記者)

それだけに、引退後も引っ張りだこ。現在、野球評論家としてキャンプ取材をし、来るシーズン開幕に備える金本氏だが、その輝かしい栄光の裏には、不名誉な"疑惑"もあった。

それは、1年半前の11年8月に『週刊文春』『週刊新潮』が同時に掲載した"脅迫・監禁"騒動だ。その概要を振り返っておこう。

金本氏は資産運用を依頼していたファイナンシャル・アドバイザーのS氏(47)に資金提供をしたところ、それが08年夏にリーマン・ショックが起き、大損をしてしまったという。
「すると、S氏のせいではないのに、金本氏は09年1月、東京・赤坂のビルの一室にS氏を軟禁状態にし、暴力団の名前まで出して元本保証を迫った。その結果、本来、S氏には支払い義務のない1200万円を脅し取ったといいます。その恐喝容疑で警視庁にS氏が告訴したという話です。これが事実なら、前代未聞の醜聞でした」(当時取材をした事件記者)

日本有数の一流週刊誌が同時に報じた告発。当然、世間の大きな注目を集めたが、それから約1年半経過した現在も事件化しておらず、もちろん警察が捜査しているとも聞かない。

警視庁関係者がいう。「Sが告訴したといっても、訴状を警視庁に郵送しただけ。むろん、受理していません。何しろ、Sは以前からいろんな経済事件絡みで名前が出ているため、"あんな奴の話に乗れるか"というのが捜査員の受け止め方だと聞いています」

S氏を知る関係者によれば、同氏は山形県鶴岡市の出身。父は保険の代理店を営んでおり、S氏も山形大学を卒業後、父と同じような道に進んだという。
「Sは金本氏に対し、大手金融機関の実名などを挙げ、"以前、在籍していた。自分は資産運用のプロだ"といっていたようです。しかし、金融機関に在籍していたと聞いたことはない。むしろ、本業は資金難に陥った危ない企業に資金を用立てる金融ブローカー。普通はそんな会社に融資しないため、自ずと資金の引っ張り先は、街金などの怪しい業者になる。そこには当然、危ない筋の人間も関わっています」(前同)

実際、取材すると、S氏が資金繰りに動いた企業は、上場廃止になったA社やD社、L社など、当局も注目していた危ない企業ばかりだということが確認できた。

では、金本氏はなぜ、そんなS氏に資金運用などを依頼していたのか? 事情を知る関係者がいう。
「03年に神社の神主から、"おカネは海外に預けておいたほうがいい"と助言され、紹介されたのがSだったそうです。金本さんはその神主を信頼していたし、一途な性格だから、Sを信じてしまった。しかも当初、Sの紹介で預けた2つの外資系金融機関で、いい結果が出たそうですから……」

S氏は軟禁状態にされた際、1億3000万円の「金銭準消費賃借契約書」に無理やり署名・捺印されたと訴えているが、これも、まったくの虚偽だという。
「07年、Sと金本さんが資金を出して設立したとされるファンドの件ですよね。これは、Sがファンド設立の際に資金が足りないと懇願されて貸したもの。その際、Sは自ら、その賃借契約書を持って来たという話ですし、金本さんは08年5月の時点でSが怪しいと気づき、返済を求めていたそうです」(前同)

では、それが事実だとしたら、なぜS氏は強引に署名・捺印させられたと偽って、告訴するなどといったのだろうか。S氏を知る人物は、こう見る。
「Sは都内でサウナ経営などをしているKという者を金主にしていたが、穴を空け、強く返済を迫られていた。金本氏から預かった資金は、そうした借金返済に流用されたようです」

しかし、金本氏に対しては"投資の失敗だから自己責任だ"と居直り、返済を免れるためにマスコミを利用した可能性が高いのだ。

3月15日公開のvol.2に続く・・・。

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