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本気で狙うソチ五輪!安藤美姫「真夜中の地獄レッスン」 vol.2

まずネックになってくるのがコーチの問題だが、「振付は、トリノ五輪の銀メダリストのステファン・ランビエールというスイス人の振付師がしています。彼は、"芸術面で僕に勝る選手はいない"と自負するほどの芸術肌で、同じく技術よりも表現力を重視する安藤にピッタリ。しかも、安藤は彼に昨年暮れにコーチを打診しており、引き受ける可能性は十分あります」(専門誌記者)

バックアップ態勢が整ったうえで待ち受けるのは、ソチ五輪出場枠までの険しい道のりだ。
「強化選手を辞退した安藤は、野球でいえば二軍選手。まずは、地区大会の予選を勝ち上がることからのスタートになります。例年どおりの選考基準なら、彼女にとって最終関門になるのが、12月の全日本選手権。ここで優勝か2位になることが絶対条件です」(前同)

全日本選手権には、今季完全復活を果たした浅田や昨年の全日本選手権2位の村上佳菜子をはじめ、世界トップレベルの日本の女子選手がこぞって参加する。彼女たちの実力は、今月初頭の四大陸選手権で1位から3位を独占するほどの世界最高峰レベル。

2年半のブランクを経たうえ、年齢的にも上の安藤が、彼女たちを越えてソチに出場することは、夢物語だとする声は大きい。

だが、彼女を身近で見てきたフィギュア関係者は、「彼女なら、やってのけてもおかしくない」と語り、こんな逸話を披露する。
「二度目の女王になった11年の世界選手権があったシーズンでのことです。通常の選手は、フリーの演技プログラムは半年前には完成させて、実戦に向けて、ひたすら練習します。でも、そのシーズンの安藤のプログラムが完成したのは、実戦のたった2週間前。夏が過ぎても一向に完成しないので、フィギュア関係者の誰もが今季は絶望的だと思っていました」

なかなか完成しなかったのは、本人の気持ちが乗らなかったからのようだが、「心から納得のいくものが完成した途端、その勢いで世界選手権優勝ですからね。気持ちが入ったときの安藤の馬力はすごい。努力を重ねて勝ち上がる、ほかの選手と同じ物差しでは計れない選手です。浅田真央に対抗できる世界唯一の存在が安藤だといわれるのは、そうした理由があるんです」(前同)

真夜中、安藤が人知れずたった一人で地獄の特訓をしている――。その情熱を考えれば、ソチ五輪出場、いやメダル獲得すら現実のものに思えてくる。

来シーズンの安藤の初戦は、今年9月の地区大会。女王の復活を心して待とう。

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