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WBC日本のエース田中将大に下された「7人の最強スラッガー粉砕指令」 vol.1

[週刊大衆3月4日号]

いよいよ、侍ジャパンの宮崎キャンプも佳境。WBCの開幕まで2週間を切った。日本の3連覇を阻止せんと待ち構えている世界の強豪にとって、最重要課題は、日本の生命線である投手陣を打ち崩すこと。

世界一の称号を得るためには、名実ともに"侍エース"となった田中将大(24)が、世界の名だたるスラッガーを返り討ちにすることは"厳命"なのだ!

まず、「今大会最強スラッガー」が、ベネズエラ代表のミゲル・カブレラ(29)。昨季、45年ぶりにMLBの三冠王に輝いたタイガースの主砲だ。

大リーグ研究家の福島良一氏が解説する。
「カブレラはメジャー最高というより、世界最高のバッターです。スペシャリストの集まりであるメジャーでも、すべてがパーフェクトなのはカブレラだけ。全方向にホームランを打てる技術を備え、さらにパワーだけでなく、ヒットも手堅く打つ。また、ストライクゾーンから外れる球には絶対に手を出しません」

昨季、カブレラとア・リーグMVPを争ったマイク・トラウト(エンゼルス)も、「彼は、打席でできないことは何ひとつないようにさえ思える」と、その打撃技術の高さに脱帽しているほど。

とはいえ、これほどのバッターでも、つけ入るスキがないことはない。
「カブレラはカーブに弱い。三冠王を獲得した昨季でさえ、カーブに限れば打率2割1分2厘。実は、この数字、メジャー選手の平均値に近いんですが、いい換えれば、カーブに対しては"平均的な打者"なんです」(スポーツ紙デスク)

また、カブレラはインコースのボールを、やや苦手としている。田中のインコースへの威力あるストレートと、大きく割れるキレ味鋭いカーブのコンビネーションは、"打倒カブレラ"の可能性も十分なのだ。

次に取り上げるのは、アメリカ代表のライアン・ブラウン(29)。ブルワーズでは青木宣親の同僚だ。
07年にナ・リーグ新人王を獲得して以降、6年間で通算202本塁打を放っている大砲で、11年にはMVPにも輝いている。昨季は自己最多となる41本塁打で、本塁打王にも輝いた。
「ブラウンは出塁率の高い理想の3番バッター。おそらく、代表でも3番に座るでしょう。また、09年から4年連続3割をマークしていることからもわかるように、全方向に打てる広角のバッターです」(前出・福島氏)

データを見ると、ブラウンは左投手にはめっぽう強い。逆にいえば、右投手をぶつけたほうが、討ち取るチャンスは高くなる。こうした点を考えても、田中との対決は目が離せない。

同じくアメリカ代表のマーク・テシェイラ(32)は、ヤンキースが誇る強打のスイッチヒッターだ。
「テシェイラは04年から8年連続で、ホームラン30本&100打点以上をマークしたバッターです。抜群のパワーと選球眼を誇り、初球は絶対に振りません。09年のヤンキースへの移籍1年目から3年連続30本塁打というのは、ベーブ・ルースらと並ぶチーム4人目の記録です」(同)

そのうえ、テシェイラは一塁の守備もいい。ただ、ここ数年、成績が落ち気味なのも事実。11年は39本塁打を放ったものの、打率は2割4分8厘、昨季は24本塁打で打率2割5分1厘と低迷している。
「メジャーのスカウティング・リポートでも、"スイッチヒッターだが、アッパー気味のスイングのため成績が伸びない"と評価。そこまで恐れるほどの選手ではないでしょう」(スポーツ紙MLB担当記者)

アメリカ同様、メジャーの強打者をズラリと揃えるドミニカ共和国。なかでも特に安定した成績を残しているのが、ヤンキースの、ロビンソン・カノ(30)。
「カノはパワーもありますし、アベレージも凄い。ア・リーグでは、カブレラに次ぐ最高のバッターの一人との評価です」(福島氏)

カノは09年、10年と、2年連続で200本以上のヒットを放ち、さらに近年はパワーも兼ね備えるようになった。09年から4年連続で20本以上のホームランを打ち、昨季は自己最高の33本塁打をマーク。
「左右どちらにもヒットが打てるバッターのカノですが、特にレフトへの流し打ちには定評があります。二塁の守備もよく、昨季は二度目のゴールデングラブを獲得しています」(前同)

同じくドミニカ共和国代表の主軸がエイドリアン・ベルトレ(33)。レンジャーズでは、ダルビッシュ有のチームメートでもある。
「ベルトレは、メジャー16年目を迎えるベテランですが、本領を発揮するようになったのは最近のことなんです」(前出・記者)

2月26日公開のvol.2に続く・・・。

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