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2013年プロ野球セ・パ12球団「本当の優勝力」完全査定 vol.1

[週刊大衆2月25日号]

プロ野球キャンプたけなわ。沖縄、宮崎などキャンプ地での各チームの動きによって、それぞれの実力が徐々に見えてきた。

一方、2013年シーズンを占ううえで、避けて通れない要素が3月に開催されるWBC。日本代表に選ばれた選手たちは、WBCでの疲労を残したままシーズンに突入することになり、故障などのリスクが格段に高まる。これが各球団の「優勝力」にどの程度響くのかが、判定のカギとなる。

その意味で、最も影響を受けそうなのが巨人だ。
投打ともに12球団一の戦力を持ち、セ・リーグではダントツの優勝候補と考えられている巨人だが、WBCには、阿部慎之助、坂本勇人、内海哲也など最大8人の主力選手を引っ張られる。

しかし、野球解説者の江本孟紀氏はいう。
「巨人の優勝は間違いありません。チーム力からいっても優勝しないほうがおかしい。投打ともに選手層が厚い。クリーンアップは充実しているし、リリーフ陣は多すぎて困るぐらい」と、巨人優勝を断言。
WBCについては、「原辰徳監督は"まったく不安がない"と話していました。WBCも、調整しながらやるわけですから、関係ないですよ」(前同)

実際、前回の09年大会でも、12球団最大の5人の代表選手を派遣しながら、きっちりとリーグ優勝を果たしている。

選手たちにも前回の経験は生きているし、指揮官が前回のWBCを率いていた原監督であることから見ても、影響を最小限にとどめるノウハウを身につけているはずだ。

一方、巨人とは対照的に、WBCの影響をモロに受けそうなのが中日。
「落合博満前監督の意向もあって、前回大会に選手を派遣しなかった中日ですが、今回は4人を代表に送り込んでいます。彼らにとっては初めての経験ですから、影響は大きいはずです」(スポーツ紙デスク)

中日は昨年、巨人に次ぐ2位につけた。今年も前評判は高く、その高評価の根拠は12球団一ともいわれる投手力だが、「権藤博投手コーチがいなくなったのは、大きなマイナス。髙木守道監督の無茶な起用が多くなり、投手陣が壊れてしまう可能性があります」(前同)

エースの吉見一起と抑えの浅尾拓也が「故障あがり」という事情もあり、投手力は、外から見るほど万全ではない。
「髙木監督は、8年連続で30セーブ越えを誇る岩瀬仁紀に"今年ダメなら最後だな"と発言。やる気を削いでいます」(同)

これにWBCリスクが加わるとなると、今年の中日は2位どころか、Bクラスへの大転落もあり得るのだ。

それでは、巨人と優勝を争うのはどこか。
まずは、元メジャーの福留孝介や西岡剛、コンラッドなどの大型補強を断行し、昨年までのチームとはすっかり生まれ変わった、阪神の名前が挙がる。

野球評論家の黒江透修氏がいう。
「阪神は補強が、どこまで功を奏するかですね。(補強で)打線はよくなりましたが、ピッチャーが足りません。投手力さえ整えば、優勝に絡めるはずです」

さらにプラスαもある。「オリックスの岡田前監督とうまくいかず移籍してきた日高剛、そして新人の小豆畑眞也は力のあるキャッチャーですから、投手の力をうまく引き出してくれるはず」(前出・デスク)

あとは投手だが、そこに大きな期待を抱かせる新人が登場したことが、阪神の評価を高めている。もちろん、ドラ1ルーキーの藤浪晋太郎だ。
キャンプでは、捕手を立たせた50球の立ち投げで、早くも偵察に訪れた巨人のスコアラーを驚かせた。藤浪が2ケタ勝利できる目算が立てば、阪神も巨人と十分に渡り合えるはず。

その阪神とAクラス争いを演じそうなのが、ヤクルト。前出の黒江氏も、「ヤ
クルトと阪神は"だんご"かな」と予測する。
「昨年は、宮本慎也、バレンティン、相川亮二と故障者続出。それにもかかわらず、Aクラス入りです。これも、小川淳司監督がチームをよく把握しているからです」(ヤクルト担当記者)

今年も、小川監督の抜群の采配で、極端な落ち込みはなさそうだ。

2月22日公開のvol.2に続く・・・。

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