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2012年オフ「プロ野球選手とカネ」衝撃事件の舞台裏 vol.1

[週刊大衆12月31日号]

毎年、悲喜こもごものドラマを生むプロ野球選手の契約更改。
今オフ最大の注目は、巨人・阿部慎之助(33)の年俸が、どこまで伸びるかだ。
「今季、打率と打点の二冠、セ・リーグMVP、正力賞を受賞した阿部が、今季の年俸4億円(金額は推定=以下同)から、どれだけ上積みさせられるか。日本人最高年俸はもちろん、巨人の歴代最高年俸だった松井秀喜を超える可能性も十分あります」(スポーツ紙デスク)

今季、日本人選手の年俸トップだった中日の岩瀬仁紀(4億5000万円)に代わって、阿部が最高額になることは間違いない。

巨人の歴代最高年俸は、02年の松井秀喜の6億1000万円。阿部が2億1000万円以上の年俸アップを勝ち取れば、"松井超え"が現実のものとなる。
「ただ松井は、かつてのON同様、巨人では別格の存在なので、そう簡単に超えさせてもらえないかもしれません。年俸総額15億円プラス出来高の3年契約といったあたりが、ひとつの目安になるのではないか」(スポーツ紙巨人担当記者)

野球評論家の関本四十四氏は、こう話す。
「今季の阿部は、個人成績、チーム内での存在感、若手選手への指導など、すべての面で申し分のない1年でした。リーダーシップに関しては、すでに松井を超えたといってもよく、いまの阿部なら年俸が6億円を超えても驚きませんよ」

さらに、こんな声も。「いまや阿部は侍ジャパンの4番打者。来年3月のWBCの第1、第2ステージは読売の興行だし、気分よく働いてもらうためにも、球団は大盤振る舞いするんじゃないですか」(民放スポーツ局ディレクター)

巨人の契約更改の大トリを務めるであろう阿部が、「最高で~す!」と叫べるかどうか、要注目だ。

巨人の4年ぶりの日本一に貢献した中継ぎエースの山口鉄也(29)は、1億2000万円アップの年俸2億4000万円でサイン。
育成ドラフト1期生として巨人に入団した山口の初年度の年俸は240万円。それが7年間で100倍になったのだから、まさにジャパニーズドリームだ。
「5年連続60試合登板の日本記録を樹立し、開幕から24試合連続無失点というセ・リーグタイ記録に並んだ山口。今季は68試合に登板して、防御率0・84。年俸倍増も納得です」(前出・巨人担当記者)

同じ巨人でも明暗クッキリだったのが、史上最高の3億6000万円減額となる年俸7000万円で契約した小笠原道大(39)。
「契約してもらえるだけでありがたい。来年はゼロからスタートするつもりで」と決意表明した小笠原だが、今季はわずか34試合、打率1割5分2厘、本塁打0の成績に終わった。
「小笠原は統一球を使うようになったここ2年、打撃不振が続いているのが気になりますね」と前出・関本氏がいう。
「それでも契約してもらえたのは、彼は二軍にいても若手のお手本になるような中身の濃い練習をしているからでしょう。本人も金額うんぬんではなく、"もうひと花"という強い気持ちがあるんだと思います」

来年こそ、持ち前のガッツで復活してもらいたい。

パ・リーグの覇者、北海道日本ハムの契約更改も"笑いあり涙あり"だった。
パ・リーグのMVPに輝いた左腕・吉川光夫(24)は、年俸1100万円から7000万円へ536%のアップ。これは球団史上最高、球界史上でも7番目のアップ率だ。
「吉川は14勝5敗で、リーグトップの防御率1・71。見事にダルビッシュの穴を埋めました。個人的には、今年の活躍なら年俸1億円あげてもいいと思います」と野球評論家の橋本清氏も、吉川を高く評価する。
「働いたぶん、きっちり年俸を上げるメジャー流の日ハムだけに、余計にです」

一方、最高出塁率のタイトルのほかベストナイン、ゴールデングラブも受賞。チームを牽引した糸井嘉男(31)は、1000万円アップの2億円プラス出来高の提示を不満として、1回目の交渉は保留した。
「4年連続打率3割、2年連続最高出塁率の糸井が、1000万円増では不満なのもわかります。ただ、"糸井の年俸は1億9000万円と高額なので、今季の成績では大幅アップは無理"というのが球団の見解」(前出・デスク)

同じ日ハムでリーグ最多の73試合に登板。50ホールドポイントのリーグ記録を作り、最優秀中継ぎにも輝いた増井浩俊(28)は、5000万円アップの9000万円で契約した。
「希望していた1億円に届かず、増井は不満顔でしたが、日ハムは査定ポイントが明確なので、選手側もなかなか反論できないんですよ」(前同)

12月25日公開のvol.2に続く・・・。

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